イギリスGPのMoto2クラス決勝レースでヨハン・ザルコと接触し、21位でレースを終えたサム・ロウズがイギリスGPを振返った。
ロウズはイギリスGPのフリー走行でトップに立ち、土曜日の予選でポールポジションを獲得。しかし決勝レースでは、2番手を走行していたロウズが14周目の16コーナーでザルコと接触。ロウズは転倒してしまい大きく順位を落とし、22位という結果となった。
レース後、この接触は審議の対象となり、ザルコに30秒加算のペナルティが課せられた。これによりザルコは22位へ沈み、ロウズは順位をひとつ上げ21位となった。
ロウズはイギリスGPでの出来事を以下のように振返っている。
「僕がどんな過ちを犯したっていうんだ。本当にガッカリしているよ。ザルコがあの動きをする必要はなかった」
「オーストリア、チェコとうまくやれていたし、イギリスでは100パーセント勝てると思っていた。後から言うのはとても簡単だ。だけど、僕は強くなって帰ってくるよ」
ポイントランキングトップのザルコとランキング2位のアレックス・リンスとの差は10ポイント。ランキング3位のロウズは44ポイントの差をつけられている。
「今週末が始まる前、ここで勝たなきゃワールドチャンピオンにはなれないと僕は言っていた。ザルコはノーポイントで終わったけど、差は大きい。リンスがザルコを打ち負かしてくれることを祈ってる。僕は後ろすぎるからね」