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『DOMANI・明日展 PLUS』京都で初開催、「旅」テーマに4作家が参加

2016年09月09日 20:20  CINRA.NET

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宮永愛子『waiting for awakening –suitcase-』2013, Naphthalene, resin, sealing wax, mixed media, photo by KIOKU Keizo
展覧会『DOMANI・明日展 PLUS×京都芸術センター ―文化庁新進芸術家海外研修制度の成果「ワームホール・トラベル―ゆらぐ時空の旅―」』が、9月17日から京都・京都芸術センター ギャラリー北、南で開催される。

同展は、文化庁による「新進芸術家海外研修制度」の成果発表展として1998年から東京で行なわれている『DOMANI・明日展』の関連企画『DOMANI・明日展PLUS』の一環で開催。『DOMANI・明日展』よりも小規模なテーマ展示となる『DOMANI・明日展PLUS』は昨年からスタートし、今回初めて東京以外の都市で開催される。

展覧会のテーマは「旅」。新進芸術家海外研修制度による海外研修をはじめ、様々な国や地域を移り住みながら制作活動を行なってきた4作家の作品を発表する。

出展作家は、ナフタリンや塩、陶器の貫入音、葉脈などを用いたインスタレーションを発表している宮永愛子、映像やドローイング、インスタレーション、パフォーマンスといった幅広い領域で活動する小金沢健人、回転や循環を取り入れたインスタレーションや、立体、絵画を制作している鬼頭健吾、現実と架空の間を行き来する物語世界を作品によって表現している長坂有希。

会期中には出展作家4人によるトークイベントや、長坂によるパフォーマンスなどを開催。詳細は京都芸術センターのオフィシャルサイトで確認しよう。