9月8日の中日ドラゴンズ戦に勝利し、ついにマジック1とした広島カープ。今日9日は試合がないため、読売ジャイアンツがヤクルトスワローズに負ければリーグ優勝が決まることになる。
広島が優勝をするのは25年ぶりのことであり、1991年以来となる。でも、25年前はどんな時代だったか覚えているだろうか? 実はこんなことが起きていた。
・現在の東京都庁舎が開庁(4月1日)
・横綱・千代の富士が引退を表明(5月)
・雲仙普賢岳で大火砕流が発生(6月3日)
・世界で初めてWorld Wide Web(WWW)サイトが開設(8月6日)
・SMAPが「Can’t Stop!!―LOVING―」でCDデビュー(9月9日)
・Queenのボーカル、フレディ・マーキュリーがエイズで死去(11月24日)
・ソビエト連邦崩壊(12月)年内解散を発表したSMAPがCDデビュー、今年逝去した千代の富士が引退など、2016年とリンクする出来事がおきている。また、ソビエト連邦の崩壊やWWWサイトの開設は時代の転換点を思わせる。
では、出版界ではどうだったか?
「2007出版指標 年報」によれば、以下が1991年のベストセラートップ3だった。
1位 『Santa Fe 宮沢りえ写真集』宮沢りえ・篠山紀信撮影、朝日新聞社刊
2位 『もものかんづめ』さくらももこ著、集英社刊
3位 『血族(上・下)』シドニィ・シェルダン著、アカデミー出版大フィーバーを起こした『Santa Fe宮沢りえ写真集』は155万部の大ベストセラーとなり、芸能人の写真集の売上部数としては今なおトップである。
他にも携帯電話の「ムーバ」が誕生したり、「Windows3.0」の日本語版が発売されるなど、遠いようで近い、だけれど近いようで遠い「25年前」。あなたは一体何をして過ごしていただろうか。
(新刊JP編集部)