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Netflix『深夜食堂-Tokyo Stories-』、オダギリジョーが韓国でキムチ楽しむ姿も

2016年09月08日 19:12  リアルサウンド

リアルサウンド

深夜食堂 (c)2016安倍夜郎・小学館/ドラマ『深夜食堂』製作委員会

 10月21日からNetflixにて世界190カ国で配信されるNetflixオリジナルドラマ『深夜食堂-Tokyo Stories-』より、場面写真とキャストのコメントが公開された。


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 『深夜食堂-Tokyo Stories-』は、深夜ドラマとしてスタートした『深夜食堂』シリーズのドラマ新シーズン。営業時間が深夜0時から朝の7時頃までということから“深夜食堂”と呼ばれている、繁華街の路地裏にある小さな食堂“めしや”を舞台に、マスターと料理と客たちとのつながりから生まれる人情物語を描く。


 キャストには、マスター役の小林薫をはじめ、松重豊、光石研、オダギリジョーらシリーズお馴染みのメンバーが名を連ねるほか、オリジナルドラマ版ゲストとして、片岡礼子、佐藤B作、豊原功補、宮下順子らが出演する。『深夜食堂』ドラマシリーズ第1弾から劇場版までを手がけてきた松岡錠司監督をはじめ、山下敦弘監督、大森立嗣監督ら映画界で活躍する6人の監督がメガホンを取った。


 このたび公開された場面写真は、シリーズ初の韓国ロケを行ったエピソード「オムライス」のもの。「オムライス」は、岡田義徳演じる物理学者・雨宮と、コ・アソン演じる日本で働く韓国人女性レイ(ユナ)の国境を超えたラブストーリーで、写真には、韓国のレストラン前で向き合う雨宮とレイの姿や、オダギリジョー演じる“めしや”常連のカタギリが韓国でキムチと焼酎を楽しむ様子が捉えられている。なお、オダギリは本エピソードの日本パートで、マスターとツーカーの間柄の警官・小暮役も演じており、一人二役での出演となる。


 「オムライス」に出演したアソンと岡田からはコメントが寄せられている。


■コ・アソン(レイ/ユナ役)コメント


ーー『深夜食堂』の現場を実際に体験してみていかがでしたか?


『深夜食堂』のファンとして、とても光栄でした。なので、初めて食堂のセットに入った時は、魔法のような、夢のような気分でした。


ーー松岡監督の演出はいかがでしたか?


本番に入る前に適切な指示をしてくれる素晴らしい監督です。巨匠なのに茶目っ気もあって、一緒にお仕事できてとても幸せでした。


ーー『深夜食堂』の魅力は?


色々な人がお客さんとしてめしやを訪れ、また去っていきますが、(キャラクターが)まるで独白するように語る 人生を、マスターはカウンター越しに黙々と聞いてくれる。そのどこか包みこむような優しさが気持ちを癒してくれるんですよね。実際に自分が出演してみて『深夜食堂』はそういう場所なんだなと改めて感じることができました。また、盛りつけがとても可愛らしくて、おいしそうな料理も重要なポイントですね。


ーープライベートで深夜食堂に行ったら、マスターに何を注文しますか?


メニューにないものを注文すると思うんですが…。オムライスは注文しません。理由は、私も、ちゃんと作れますから(笑)。もしマスターが韓国に来てくれるのであれば、キムチポックムパプ(キムチ炒めご飯)を注文してみたいですね。


■岡田義徳(雨宮役)コメント


ーー『深夜食堂』の現場を実際に体験してみていかがでしたか?


最初にこのお話を頂いたときはすごく嬉しかったです。ボクも観ていましたし、自分も演者として参加してみたいなと思っていた作品でもあったので、依頼が来た時には“やった!”と思いました。それにつれて緊張もしてきて、 実際にセットに来てみてその作り込みの凄さに驚かされて、自分がこの役をどうやっていくべきかという気持ちが一段階上がったというか、再度考え直したというか。すごく緊張しましたね。もう何シーズンも続いている作品で、スタッフさんたちもある程度やり方が決まっていますからね。そこに飛び込んでいく感じなので、すごく緊張しました。その一方で“無理はしなくていいんだ”と思わされた初日でもありました。セットに助けられたというか、全体の空気に助けられて、自分の役もそこで生きたかなと思います。


ーー松岡監督の演出はいかがでしたか?


松岡監督とは初めてなんですけれど、すごく気持ちがいいですね。違うことは違うとハッキリと言ってくれるし、質問に対してもちゃんと答えてくれる。監督が“こうしてくれ”と言うままにやるのが一番いいんだなって思えますし、すごくやりやすいので、納得がいくというか。すごく好きですね。なんかすごく好きです。読み合わせの時にはちょっと不安にさせてしまった部分があったみたいで。でも初日に入ってお芝居してみたら、監督のその気持 も解消されたと思います。そこで二人の息が合ったというか。だから今はすごく気持ち良くやらせてもらっています。


ーー『深夜食堂』の魅力は?


小林薫さんとも“この作品では誰が主役というのはないよね。あの食堂が主役なんだよね”という話をしていたんですけど、その不思議さがボクにとっての『深夜食堂』なんじゃないかなと思います。自分がゲストだから言うのではなく、“ここが主役だから”という気持ちでやっていました。


ーープライベートで深夜食堂に行ったら、マスターに何を注文しますか?


オムライス。これを言うしかないでしょ(笑)オムライスは本当に大好きで、地方に行ったときなんかもよく食べに行っているので、“オムライスか!”と知ったときにすごく嬉しかったんです。だから、何かの縁だろうなと思ってやっていました。自分の好きな料理とビンゴっていうのはなかなかないですよね。大好きですオムライス。


(リアルサウンド編集部)