AS Racing
PRESS RELEASE
スーパー耐久シリーズ2016
富士 「スーパーTEC 富士9時間レース」
開催日:2016年9月2~9月4日
コース:富士スピードウェイ
Wether/Condition:(予選)晴れ/DRY Wether/Condition:(決勝)雨~曇~晴れ/WET-DRY
チーム:ビズキューブレーシング ランサーX
ドライバー: 岡本 武之/竹田 直人/白坂 卓也/田ヶ原 章蔵
来場者数:13000人
■公式練習 9月2日
前回の表彰台から長いインターバルを終え、いよいよ後半戦のレースがスタート。そのレースは今期もっとも長い9時間耐久レース。今回そのことを踏まえビズキューブレーシングランサーXは万全の準備をしてここ富士へ殴り込んできた。ドライバーは、レギュラードライバーの岡本選手、人生初の表彰台を目指す成長著しい竹田選手、そしてスーパーGTでも活躍した助っ人ドライバー白坂選手にチームのエースドライバー田ヶ原選手と9時間を走るには最強の布陣で臨むことに!!予選、決勝を見据え、出来るだけ走行時間を減らし各自チェック走行を行い公式練習は無事に手応えを掴んで終了。明日の予選に向けてチーム一丸で戦う準備は出来ました。明日、明後日はどんな結果になるのか?!
■予選 9月3日
台風の影響で天気が懸念される中・・なんとか曇りの天気で午後からの予選がスタート!!今回のAドライバー岡本選手!!しっかり明日への手応えを掴むため2周回走行して無事終了。同じくBドライバー竹田選手も気合を入れきちんとワンアタックで仕事をこなす。順位こそクラス最下位でしたが、明日の決勝には手応えのある状況で終了。C,Dドライバーの白坂、田ヶ原両選手は、明日の決勝をイメージした状態での予選を行い、無難に問題なく走行を終え、おのおの手応えを口にしていたのが印象的だった。明日へ向けて、この後メカニック達は遅くまで9時間レースへの準備に入った。明日はきっと良いことがあるだろうと・・?!
◆予選総合タイム順位結果
1: CarNO. 20 RSオガワADVANランサーX TIME:3'44.484
2: CarNO..59 DAMD MOTUL ED WRX STI TIME:3'45.492
3: CarNO.30 RSオガワランサー XI TIME:3'46.301
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7:CarNO.505 ビズキューブレーシング ランサーX TIME:3'52.813
ドライバー: 岡本 武之 TIME:1'56.268
ドライバー: 竹田 直人 TIME:1'56.545
ドライバー: 白坂 卓也 TIME:1'55.778
ドライバー: 田ヶ原 章蔵 TIME:1'57.193
■決勝 9月4日
予報は朝から雨・・読めない天候に翻弄されながら長い長い9時間のレースがスタート!!スタート時にはほぼ雨は止み、路面も渇きドライへ!!スタートドライバーは竹田選手。確実かつ車をいたわりながら無事に予定通りの1時間20分を走破。次にタイヤ交換はせずに白坂選手へ交代。同じく安定した走行で1時間20分を走行。そして岡本選手へバトンを渡すタイミングでフロントタイヤを交換。引き続き安定したペースで約1時間を走破。ここまでは順調に走行を重ね7位スタートから4位へポジションをあげていた。
次に田ヶ原選手へ交代してから変わらず慎重に走行。無事に2スティント目の竹田選手へ。この時点でポジションも表彰台圏内の3位へ!!そして竹田選手→白坂選手と順調にラップを重ねて最後の田ヶ原選手へ受け継ぐ。残り約1時間45分。そして2位を走行中の31号車がトラブルを抱えての走行になり猛追した結果、見事田ヶ原選手が2位へ浮上。チームは最大の盛り上がりに。最後まで危なげなく安定した走行で見事9時間、264周を走破しました!!
岡本、田ヶ原選手は2戦連続、竹田選手は公式戦は勿論、ASレーシングでは初、白坂選手は2011年以来の2位表彰台となった!!チーム全員の頑張りと気持ちが一つになり獲得出来た本当に素晴らしいレースだった!!多くのファンの方々やスポンサー各位様に感謝を申し上げます。引き続きの応援、ご支援を宜しくお願い申し上げます。シリーズランキングも4位!!
残り岡山、オートポリスの2戦!!
是非に期待してください!!
1: CarNO. 59 DAMD MOTUL ED WRX STI 271LAP 2:CarNO.505 ビズキューブレーシング ランサーX 264LAP
3: CarNO. 31 HASEPRO RACING LANCER EVOLUTION X 262LAP
■ レース後コメント
◆星名功一代表
前戦の鈴鹿戦からインターバルがあった今回の富士スピードウェイ9時間耐久でした。レース直前になって届いたパーツの組込など念入りにメンテナンスをしてくれたメカニック、それぞれの役割を全うして灼熱の9時間を走り抜いたドライバー、それらをサポートして頂いたスタッフ、ご支援頂いている関係者さま、応援して頂いている方々のお陰で鈴鹿戦の3位に続いて見事2位表彰台をGETできました。そして、これまで505号車をドライブしたきたドライバー陣で田ヶ原選手・藤原選手・白坂選手・奥村選手と表彰台を経験していきましたが、前戦で岡本選手そして今回は竹田選手を表彰台に・・・という使命を無事果たすことができました。今シーズンも岡山国際サーキット、オートポリスと残すところ2戦の西日本決戦です。この波に乗ってどちらのレースにも期待ですが、オートポリスで地元塚田選手に表彰台を・・・という宿題が残っています。最高のシーズンになるように引き続き応援のほど宜しくお願いします。
◆岡本武之選手
前回の鈴鹿に続いて今回の富士は9時間の長いレースを走り切り2位表彰台でした。応援してくれた方々、チームや関係者の皆さん本当にありがとうございました。特にマシンをノートラブルでチェッカーまで走らせてくれたメカニックには感謝しています。次戦の岡山もしっかり完走し、3戦連続の表彰台を狙っていきたいと思います。
◆竹田直人選手
まず、クルマを作り上げて下さった関係者のみなさまに御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。そしていつも応援して頂いている方々に嬉しい報告が出来て幸せです。いつもご声援ありがとうございます。やりましたよ!それではレースウイークの総括を。金曜朝一の練習走行ではエンジンがバラつき暗雲が垂れ込めていましたがそれもすぐに治りました。午後の練習走行では、それを確認するために走りました。凝縮感のある爆発で「これは壊れない」と確信しました。予想通り9時間もの長時間耐えてくれた我々のマシン、本当に嬉しい限りです。この富士ではBドライバー予選とスタートとプラス1スティントを受け持つことになり良い緊張感を楽しみました。予選では決勝を控えているので一周でタイムを出さねばなりませんでしたが結果グループ1のドベ。実はこれが功を奏したのかも知れないです。ローリングスタートで始まったレースは一周目で多重クラッシュが発生したのです。私はドベなので傍観者、丁寧に避けるだけでした。そこからは#$&自動車学校ST3のライン勉強会です。後半順調に走行を進めているとなんか足元がぐにゃってするんです。そして熱い。足元みたら靴が1.5倍位になってました。底がめくれる事態に。ちょうどスティント終わりで発生したのですがなんとかガス欠まで走り切れました。良かった良かった。慌てて買いに走りましたです。2スティント目もタイヤを使わず淡々と走るに徹しました。靴が新しいのに、やっぱり靴底熱いです。無事3位で引き渡しました。そこから本当ならAとかBをやるべき二人がプッシュします。あれよあれよとまわりがつぶれて結果2位。棚ボタという言葉は思いがけない幸運に巡り合うこととあります。淡々とやると結果が付いてくると信じていた我々からすると想定していました。初めてのポディウムで嬉しい洗礼を受けまして「手ブラ」では無く大きなお土産を頂きました。新品の靴がドボドボに汚れましたが。京都にお出での際には9月いっぱい毎日祝二位会をしておりますのでお声がけ下さい。
◆白坂卓也選手
予選の結果通りまだまだ一発の速さは足りないマシンですが、今回はシリーズ最長の9時間という事でエンジン、ミッション、ブレーキ、タイヤを労わる走りを徹底して繋いだ結果ノートラブルで2位チェッカーを受けるポジションまで追い上げる事が出来ました。欲を言えば優勝...ですが、インプレッサの速さを考えると今狙える最高の結果だったと思うので、素直に嬉しく感じます!決勝に強いマシンを用意してくれたチームに感謝致します。今季ASレーシングでの僕の参戦はここまでですが残りの2戦にも期待しています!応援ありがとうございました。」
◆田ヶ原章蔵選手
今回はドライバーのミスはありましたが、チームとメカさん達の仕事は完璧でした!!スピードを殺し、ひたすらみんなで走行を我慢して周りに惑わせるなく淡々と9時間を走る作戦がバッチリはまりました。ST2クラスの車は本当に9時間をノートラブルで走ることは奇跡的なことです。それをみんながきちんと我慢、役割をこなしたことがランサー勢での1位獲得になったと思います!!竹田さんを手ぶらで帰らせるわけにはいかないの合言葉は常に無線を含めやり取りしてましたからね(笑)2戦連続表彰台!!岡山はスピード勝負で特認のない唯一の車になりましたが、そんなものに頼らず真っ向勝負で挑みます!!ファンの方々、スポンサー各位、これからも応援、ご支援、ご協力宜しくお願い申し上げます!!