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フィリップ・ガレル監督最新作、『パリ、恋人たちの影』の邦題で2017年1月に公開へ

2016年09月08日 14:51  リアルサウンド

リアルサウンド

『パリ、恋人たちの影』(c)2014 SBS PRODUCTIONS - SBS FILMS - CLOSE UP FILMS - ARTE FRANCE CINEMA

 フィリップ・ガレル監督最新作「L'ombre des femmes」が、『パリ、恋人たちの影』の邦題で2017年1月よりシアター・イメージフォーラムほかにて公開されることが決定した。


参考:巨匠ジャック・リヴェットが遺したものーーいまも受け継がれるヌーヴェルヴァーグの精神


 本作は、ジャン・ユスターシュ、モーリス・ピアラ、ジャック・ドワイヨンらとともに、“ポスト・ヌーヴェルヴァーグ”世代として知られ、『ギターはもう聞こえない』『恋人たちの失われた革命』『ジェラシー』などの作品を手がけてきたガレル監督の最新作。公私ともに良きパートナーである妻マノンともに低予算の映画制作を行うドキュメンタリー作家のピエールが、若い研修員のエリザベットと出会ったことにより、男女の関係性が変化していく模様を描く。


 マノン役を『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』のクロティルド・クロー、ピエール役を『クレーヴの奥方』のスタニスラス・メラールらがそれぞれ演じる。また、『昼顔』『勝手に逃げろ/人生』の脚本を手がけたジャン=クロード・カリエールが共同脚本に、『満月の夜』『さよなら子供たち』のレナート・ベルタが撮影に名を連ねている。第68回カンヌ国際映画祭では、監督週間に正式出品された。(リアルサウンド編集部)