映画『僕らのごはんは明日で待ってる』の予告編が公開された。
瀬尾まいこの同名恋愛小説をもとにした同作は、体育祭の競技「米袋ジャンプ」をきっかけに交際を始めた無口な草食系男子・葉山亮太と明るくて正直な性格の上村小春が、食事を通して愛を育む7年間の物語を描く作品。あだ名が「イエス」の亮太役を中島裕翔(Hey! Say! JUMP)、ある秘密を抱え、大学生になって亮太に別れを切り出す小春役を新木優子が演じる。
オフィシャルサイトで公開された予告編では、高校時代の小春が亮太に告白する場面や、亮太が小春を後ろから抱きしめている様子、レストランで小春が別れを切り出すシーンなどが確認できるほか、涙を流す亮太の姿、亮太が食卓を挟んで小春にキスしようとする様子が映し出されている。
あわせて同作の主題歌がケツメイシによる書き下ろしの新曲“僕らのために…”になることも発表。同曲は10月26日に発売されるケツメイシのアルバム『KETSUNOPOLIS 10』に収録される。
RYOJI(ケツメイシ)は映画について「いつからか忘れかけていたピュアな気持ち…心の一番柔らかい部分をくすぐられた様な気持ちになりました。主演のお二人の健気さのある演技が映画を観ていてとても心地良かったです」と語っているほか、主題歌については「曲を仕上げて行く過程にも、そんなピュアな部分や健気さが伝わる様に心掛けました」と明かしている。
■新木優子のコメント
もともとケツメイシさんの曲のファンだったので、主題歌を担当してくださると聞いて本当に嬉しかったです。映画の為に書き下ろしてくださったので、亮太と小春それぞれの感情が歌詞に込められていて、エンドロールで聴きながら映画を振り返る事ができる、とても素敵な曲だと思いました。
■市井昌秀監督のコメント
情報過多な世界で何かと複雑に考えがちですが、世の中はもっと単純でシンプルなのかもしれません。
「僕らのために…」は、心に抱えるモヤモヤした何かは、素直に思いのままに心を開くことで解消されることを伝えてくれます。薄皮を重ねてできた精巧なミルフィーユも、口に入れれば「美味しい」の一言でしょ?