メルセデスとフェラーリによる2017年用F1タイヤの開発テストが2日目を迎え、フェラーリではセバスチャン・ベッテルが走行し、テストを終了した。メルセデスは翌8日も走行する。
来季F1マシンのペースを大幅に向上させるためのレギュレーション変更に伴い、ピレリは今より25パーセント幅広いタイヤを導入する。その開発のため、メルセデス、フェラーリ、レッドブルの3チームが来季のダウンフォースを考慮してモディファイした2015年型マシンを使用して10回にわたってテストを行う予定となっている。
今週は第3回および第4回テストとして、9月6~8日にメルセデスがポール・リカールで、6~7日にフェラーリがバルセロナで走行、フェラーリは最終日を迎えた。
前日のキミ・ライコネンからベッテルがステアリングを引き継ぎ、スリックタイヤで合計156周を走行した。ベッテルはミディアムタイヤでの走行を集中的に行った。
一方メルセデスはパスカル・ウェーレインがテストを継続、この日はスリックタイヤで89周を走っている。翌日のテスト最終日もウェーレインが引き続き担当する。
メルセデスは9月21~22日に行われる次回第5回テストでは、ポール・リカールでウエット用タイヤで走行を行う予定。