トップへ

バンコクでSGTタイの記者会見開催。坂東代表、改めてSGTタイシリーズ構想に言及

2016年09月07日 12:51  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

バンコク市内の大型ショッピングセンター『Central World』でスーパーGT第7戦タイの記者会見が行われた
スーパーGTをプロモートするGTアソシエイション(GTA)は6日、タイ・バンコクの大型ショッピングセンター『Central World』内で、10月8日~9日に開催する第7戦タイの記者会見を行った。

 2014年にシリーズ戦に組み込まれ、今年で3度目の開催となるタイラウンドは、今年も日本のGTファンにはおなじみとなったチャン・インターナショナル・サーキット(CIC)で行われる。

 6日に行われた記者会見には120を超えるメディア関係者が出席。タイ国内におけるスーパーGTへの注目度の高さを伺わせたほか、会見は大型ショッピングセンター内で開催されたこともあり、その場にいた一般の方も足を止め、会見の様子を見守っていた。

 会見には坂東正明GTA代表と、CICプレジデントのネウィン・チドチョブ氏、CICでマネージング・ダイレクターを務めるタナイシリ・チャンビタヤロンが出席。改めて大会概要を説明した。

 坂東代表は「3年目の開催はCICのネウィン・チドチョブ氏をはじめとするタイの皆さん協力があってこそ。タイのみならずアジアのモータースポーツ発展に大いに貢献されていることも含め、彼らに心からのお礼を申し上げるとともに、その功績をたたえたい」と挨拶。

 つづけて、「過去2回の開催を成功裏に終えてCICとGTAとの良好な関係も構築されており、すでに来年の開催契約も締結しております。今後、タイ国内でスーパーGTの規定によるシリーズ戦を行い、そこで戦う有力チームが日本のシリーズにも参加するという体制を作りたい」と、タイ国内でシリーズ戦を実施する構想について言及した。

 また、ネウィン氏は「今年でスーパーGTの開催は3年目を迎えますが、過去2年間の開催により、レースイベントを適切に開催できるようになりました」と語る。

「レース運営だけでなく、タイでのモータースポーツの発展に繋げることができていると確信しています。ワイルドカードでに参戦するチームやサポートレースもスーパーGTを見本にさまざまなことを学んでいます」

「これらは単なるサーキットの成功ということではなく、タイ国内のモータースポーツ全体の成功、盛り上げにつながります」

 そのほか記者会見には、サポートレースに参戦するドライバーらが登場したほか、ピットウォークやサーキットサファリ、レースクイーンステージといった国内サーキットではお馴染みのイベントが、第7戦タイでも行われることが明かされた。

 なお、開催直前の10月1日、2日にはCentral World内でプロモーションイベントも行われる。