9月9~11日に岡山国際サーキットで全日本F3選手権第13戦/第14戦が開催されるが、ふたたび千代勝正に代わって高星明誠がB-MAX Racing Team with NDDPの23号車をドライブすることになった。
千代は8月7日に決勝レースが行われたスーパーGT第5戦富士でのクラッシュの影響で、精密検査の結果背骨に軽度の損傷が見つかり、全治3~4週間と診断された。体を動かすことは可能で、8月27~28日のスーパーGT第6戦鈴鹿には元気な姿をみせていたものの、GT鈴鹿、そしてその直前のF3もてぎを欠場していた。
熊本地震の影響でキャンセルとなったオートポリス戦の代替開催となる岡山ラウンドは、千代にとっても復活を期するラウンドにしたいところだったが、残念ながら参戦はかなわず。ただ、「回復の兆しは確実に見えているので、もう少しの辛抱です」と千代は前向きにとらえている様子だ。
千代に代わって23号車をドライブすることになったのは、もてぎでも代役を務めた高星明誠。スーパーGT第6戦鈴鹿では好走をみせ3位フィニッシュに貢献しており、今回も千代の代役をしっかりと務めてくれそう。
なお、全日本F3選手権第13戦/第14戦には16台がエントリーしているが、今回新たにGT300クラスでエヴァRT初号機 Rn-s AMG GTをドライブしている植田正幸がF3-Nに参戦する。