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メルセデス、2017年仕様タイヤのテストはウェーレインが担当

2016年09月06日 15:11  AUTOSPORT web

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タイヤテストを行う予定のウェーレイン
F1チャンピオンチームであるメルセデスが予定している2017年に規定変更で導入されるピレリ製“ワイドタイヤ”のテストを、マノーから参戦しているルーキーのパスカル・ウェーレインが行うことになるようだ。

 メルセデス、フェラーリ、それにレッドブルには、24日間に渡って10回のタイヤテストが割り振られており、11月末のアブダビまでテストが行われる。

 マノーのドライバーとメルセデスのリザーブドライバーを兼任しているウェーレインは、今シーズン、既にバルセロナとシルバーストンでのテストに参加した。

 そして来週火曜から3日間ポール・リカールで行われるインシーズンテストに参加するウェーレインは、主にスリックタイヤに焦点を当ててテストを行うようだ。

 ニコ・ロズベルグはテストの経過を注意深く見守っていると語ったが、プログラムの後半になるまで彼は加わらないだろうとも語った。

「ワイドタイヤがどんなものが興味があるし、早く学習したいね。でも僕はこれが本当に使用されることになるまで待たなきゃいけないみたいだ」

 ロズベルグかルイス・ハミルトンがいつかインシーズンテストに参加するかと尋ねられたメルセデスのボス、トト・ウォルフは「今のところ、彼らがテストを行う予定はない」と語った。

「テストの準備をしているのはパスカルだ。でも今年最後のテストであるアブダビではドライバーを変えるかもしれない」



 フェラーリとレッドブルはそれぞれインシーズンテストの1セッション目を終わらせており、フェラーリは火曜日と水曜日のバルセロナでさらなるテストを行うようだ。

 誰がステアリングを握るか未だ明らかにしていないものの、セバスチャン・ベッテルは初回のテストの後にもっとテストがしたいと語っていた。