10月1日から23日にかけてイベント「吉祥寺アニメワンダーランド2016」が開催される。第18回目となる今回はマンガ家・楳図かずおがメインビジュアルを担当。吉祥寺の街を舞台に多彩な企画を展開していく。
「吉祥寺アニメワンダーランド」は1999年にスタートした日本ではじめてのアニメ系地域イベントである。武蔵野商工会議所と地域コミュニティ、そして吉祥寺とゆかりのあるマンガ家やアニメスタジオが主体となって様々な企画を行ってきた。
2016年のメインビジュアルは『漂流教室』や『まことちゃん』などの代表作を持ち、タレントとしてもお馴染みのマンガ家・楳図かずおをメインビジュアルに起用した。様々なキャラクターと楳図かずお本人が共演したポスターは人目を惹く仕上がりだ。イベント会期中は丸井吉祥寺店にて「楳図かずおの『わたしは真悟』展」、ユニクロ吉祥寺店にて「世界に一枚だけ!楳図Tシャツをつくろう!」が行われる。
もちろんアニメ関連の企画も多数実施される。10月2日には吉祥寺を舞台とした新作テレビアニメ『オカルティック・ナイン』のイベントを武蔵野公会堂にて開催する。それに先駆けて、9月29日には本作の原画展がリベストギャラリー創にて行われる。
10月20日には毎回多彩なゲストが登壇する人気イベント「コバヤシオサムのアニメ道」が吉祥寺シアターにて行われる。21日には中村誠監督の最新作『ちえりとチェリー』と『チェブラーシカ』の上映会、22日には第12回吉祥寺アニメーション映画祭の開催を予定している。そのほか『デジモンユニバース・アプリモンスターズ』のスタンプラリーなどもあり、吉祥寺らしさを打ち出したユニークな企画を体感できそうだ。詳細は公式サイトを確認してほしい。
「吉祥寺アニメワンダーランド2016」
開催: 10月1日から23日まで
(c)楳図かずお/小学館