マーティン・スコセッシ監督の新作『沈黙-サイレンス-』が2017年に全国で公開される。
遠藤周作の『沈黙』をもとにした同作。激しいキリスト教の弾圧が行なわれている17世紀江戸時代初期の日本を舞台に、弾圧の中で棄教したとされる師の真実を確かめるために日本を訪れた宣教師の姿を描く。スコセッシが原作と出会ったのは1988年だという。
主演を務めるのは、『アメイジング・スパイダーマン』のアンドリュー・ガーフィールド。さらにリーアム・ニーソン、アダム・ドライバーらが出演するほか、窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシといった日本人キャストも参加している。
脚本を手掛けたのは『ギャング・オブ・ニューヨーク』で『アカデミー賞』にノミネートされたジェイ・コックス。撮影は『ブロークバック・マウンテン』のロドリゴ・プリエト、美術は『ヒューゴの不思議な発明』などで『アカデミー賞』を3度受賞しているダンテ・フェレッティ、編集は『ディパーテッド』などのセルマ・スクーンメイカーが担当している。