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マーティン・スコセッシが遠藤周作の歴史小説を映画化 『沈黙-サイレンス-』2017年日本公開へ

2016年09月06日 06:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『沈黙-サイレンス-』Photo Credit Kerry Brown

 マーティン・スコセッシ監督の最新作「Silence」が、『沈黙-サイレンス-』の邦題で2017年に公開されることが決定した。


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 本作は、遠藤周作の歴史小説『沈黙』を『タクシードライバー』『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のスコセッシ監督が映画化したもの。17世紀の江戸時代初期を舞台に、激しいキリシタン弾圧の中で棄教したとされる師の真実を確かめるため日本にたどり着いた宣教師の葛藤を描く。


 キャストには、『アメイジング・スパイダーマン』のアンドリュー・ガーフィールド、『96時間』シリーズのリーアム・ニーソン、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のアダム・ドライバーらが名を連ねるほか、日本からは窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシらが参加する。脚本を『ギャング・オブ・ニューヨーク』のジェイ・コックス、撮影を『ブロークバック・マウンテン』のロゴリゴ・プリエト、音楽を『ヒューゴの不思議な発明』のダンテ・フェレッティ、編集を『ディパーテッド』のセルマ・スクーンメイカーがそれぞれ手がけた。


 なお、北米では2016年末にParamount Pictures配給により公開。日本の配給元であるKADOKAWAは、米IMグローバル社から権利を取得し、配給することに至った。(リアルサウンド編集部)