映画『ハイエナ・ロード』が10月1日から東京・渋谷のヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開される。
カナダ版『アカデミー賞』である『カナダ・スクリーン・アワード』の3部門で賞を受けた同作は、殺し合いが日常化したアフガニスタン・カンダハルで復興道路建設の任務に従事するカナダ軍兵士の戦いを描いた作品。狙撃部隊のライアンと極秘任務を負う情報将校のピートが「伝説の戦士」と呼ばれる村の長老に接触を試みるところから物語が始まる。
約15億円の予算をかけて完成された同作。予告編には、銃撃や爆発といった戦闘シーンが多く確認できる。監督と脚本に加えピート役の俳優も務めたポール・グロスは、同作の構想段階でアフガニスタンへと渡り、実際のカナダ軍前線基地で危険を伴う長期取材を敢行したという。
なお『ハイエナ・ロード』は、特集『ワールド・エクストリーム・シネマ2016』の上映作品のひとつ。同イベントは10月1日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で行なわれるほか、大阪のシネ・リーブル梅田、兵庫のCinema KOBEでも順次開催される。