ST-2クラスでは20号車RSオガワADVANランサーの下垣和也/松本武士/近藤説秀/伊藤勝一組がクラスポールを奪う。久々の優勝にも期待がかかったものの、決勝では燃料ポンプのトラブルに見舞われ、早々に大きな遅れを取ってしまう。ライバルの後退により、慎重な周回を重ねた59号車DAMD MOTUL ED WRX STIの大澤学/後藤比東至/桧井保孝組が、第1戦以来の2勝目をマークした。
ST-3でも多くの車両がアクシデントに見舞われる中、中盤からは62号車DENSO Le Beausset RC350の嵯峨宏紀/中山雄一/山下健太/平木湧也組が独走。「本当にチームが一丸となって」と嵯峨、昨年の富士ラウンド以来の勝利を獲得した。
クラスポールだった小松一臣/杉林健一/安宅光徳/古谷直広組がドライブする、14号車岡部自動車KYOSHIN195 Z34はミッショントラブルでピットスタートを強いられ、ポイントリーダーの38号車MUTA Racing TWS IS350の堀田誠/阪口良平/関口雄飛組はセッティングが今ひとつ決まらなかったばかりか、中盤の接触でマシンにダメージを負って、最後までいつものペースで走ることができなかった。また、スポット参戦した加納政樹/本山哲/安田裕信組の35号車SKT team motoyamaは表彰台争いを制し3位に入っている。
ST-4クラスでは、終盤に激しいバトルが繰り広げられた。トップをいくのは86号車TOYOTA Team TOM’S SPIRIT 86の松井孝允/大嶋和也/井口卓人/蒲生尚弥組で、追いかけるのは13号車ENDLESS ADVAN 86の村田信博/小河諒/元嶋佑弥/島谷篤史組。