Moto3 レポート 大集団の戦いとなったMoto3クラスは、今季もっとも激しい戦いとなりました。序盤は20台前後がトップグループを形成。終盤に入っても10台前後の戦いとなり、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Gresini Racing Moto3)が6位、ニッコロ・アントネッリ(Ongetta-Rivacold)が7位、エネア・バスティアニーニ(Gresini Racing Moto3)が8位、アーロン・カネット(Estrella Galicia 0,0)が9位でフィニッシュしました。以下、ジュール・ダニーロ(Ongetta-Rivacold)が14位。ヤコブ・コーンフェール(Drive M7 SIC Racing Team)は16位でした。
ドライコンディションのフリー走行でトップタイムをマークするも、ウエットコンディションとなった予選で18番グリッドへとポジションを落としていたホルヘ・ナバロ(Estrella Galicia 0,0)は、トップグループの中で何度も首位に浮上します。今季2勝目の期待が膨らみましたが、ラスト2周でほかのマシンと接触して転倒。悔しいリタイアに終わりました。
予選19番手から追い上げのレースに挑んだ尾野弘樹(Honda Team Asia)は、トップ集団に加わりましたが、大集団の中でなかなかポジションを上げられず20位でした。終盤はリアブレーキに問題を抱え、ペースを上げられなかったことも影響しました。チームメートのカイルール・イダム・パウィ(Honda Team Asia)も初めてのコースに苦戦して23位でした。