2016年F1イタリアGP決勝で、マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンは12位だった。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
ジェンソン・バトン 決勝=12位
1周目にいくつかミスがあった。スタートは失敗で、最初のレズモでザウバーに寄せられ、グラベルまではみ出してしまった。1周目を終えるころには最後尾になっていた。
それを考えると、これ以上の結果など望みようがない。走っていてすごく楽しかったし、何度かいいオーバーテイクもできた。一度はパラボリカでアウトから追い抜いた。あまりないことだよ!
自分のパフォーマンスにすごく満足している。後方から順位を上げて12位というのは素晴らしい結果とはいえないが、1周目の状況を考えれば悪くない。いつだって「たられば」はあるものだけど、もし最初のラップでコースオフしなければ、今日はポイント圏内に入れたと思う。
シンガポールはここより僕らに合ったサーキットであることは間違いない。ここはシーズン中、最もきついサーキットだった。そこでトップ10に近づけたのは悪くないよ。
11位にかなり近いところを走り、10位から13秒差だった。悪くないよね。1周目に押し出されていなかったら、ニコ(・ヒュルケンベルグ)と最後の1点をかけて戦えただろう。
1周目には犯すべきでないミスをたくさん犯してしまったが、その後はよかった。僕にとってベストレースのひとつだと思うからすごく満足だ。