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バトン「波乱の1周目から入賞一歩手前まで挽回。キャリアベストレースのひとつ」: イタリア日曜

2016年09月05日 06:31  AUTOSPORT web

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2016年第14戦イタリアGP ジェンソン・バトン(マクラーレン・ホンダ)
2016年F1イタリアGP決勝で、マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンは12位だった。

■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
ジェンソン・バトン 決勝=12位
 1周目にいくつかミスがあった。スタートは失敗で、最初のレズモでザウバーに寄せられ、グラベルまではみ出してしまった。1周目を終えるころには最後尾になっていた。

 それを考えると、これ以上の結果など望みようがない。走っていてすごく楽しかったし、何度かいいオーバーテイクもできた。一度はパラボリカでアウトから追い抜いた。あまりないことだよ!

 自分のパフォーマンスにすごく満足している。後方から順位を上げて12位というのは素晴らしい結果とはいえないが、1周目の状況を考えれば悪くない。いつだって「たられば」はあるものだけど、もし最初のラップでコースオフしなければ、今日はポイント圏内に入れたと思う。

 シンガポールはここより僕らに合ったサーキットであることは間違いない。ここはシーズン中、最もきついサーキットだった。そこでトップ10に近づけたのは悪くないよ。 

 
 11位にかなり近いところを走り、10位から13秒差だった。悪くないよね。1周目に押し出されていなかったら、ニコ(・ヒュルケンベルグ)と最後の1点をかけて戦えただろう。

 1周目には犯すべきでないミスをたくさん犯してしまったが、その後はよかった。僕にとってベストレースのひとつだと思うからすごく満足だ。