2017年にマクラーレン・ホンダのレースドライバーとなることが決定したストフェル・バンドーンが、その意気込みを語った。
イタリアGPの土曜、マクラーレン・ホンダは、2017年のレースドライバーとしてフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンのペアを起用、一方でジェンソン・バトンもチームにとどまる旨の発表を行った。
バンドーンはベルギー出身の24歳、2015年にはGP2でタイトルを獲得。すでに今年のバーレーンでアロンソの代役としてF1デビューを飾り、入賞を成し遂げている。今年は日本のスーパーフォーミュラに参戦し、F1本格参戦に備えていた。
「最初にまず、僕を信頼してくれたマクラーレン・ホンダの皆、特に(グループCEO)のロンに対して、感謝の気持ちを示したい」とバンドーン。
「今までのキャリアのなかで、山ほどサインをしてきたけれど、今日、マクラーレン・ホンダの契約書にサインするためにペンを取り上げた時には、今まで感じたことのない、特別な気持ちになった」
「マクラーレン・ホンダのレースドライバーになるのは極めて名誉なことだ。今までどのF1ドライバーがしてきたことに比べても負けないぐらい懸命に仕事にあたることを誓う」
「チームのことはすでによく知っている。とても優秀なメンバーが集まったチームだ。一度レースにも出ているし、テストには何度も参加している。マクラーレン・ホンダ・プロジェクトのポテンシャルを100パーセント信じている。そして、(アロンソという)経験を積んだ素晴らしいドライバーと共にレースをし、世界選手権におけるチームの今後の成功に大きな貢献ができると確信している」
「いつその成功が実現するのか、言うことはできないが、マクラーレン・ホンダはいずれ実現すると信じているし、自分の役割を果たそうと、強く心に決めている」
「この機会に感謝の気持ちを伝えたい人は大勢いるが、多すぎてここですべて挙げることはできない。だから今ここで、皆さんに『ありがとう』とだけ言いたいと思う」