2016年F1イタリアGPの金曜プラクティスで、フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグはFP2で12位、セルジオ・ペレスは5位/13位、アルフォンソ・セリスはFP1で12位だった。
■サハラ・フォース・インディアF1チーム
ニコ・ヒュルケンベルグ フリー走行1=-位/2=12位
FP2しかマシンに乗れなかったので僕にとっては短い金曜日だった。でも午後は予定どおりに行き、ロングランでのペースを確認するのは興味深かった。
何度かいい走行をして、今夜分析するためのデータをたっぷり集めることができた。
現時点ではマシンは僕が望んでいるほど満足な状態にはなっていない。バランスにまだ少し苦しんでいるので、これを改善していく必要がある。
明日に向けてさらにいい状態にするため、マシンにおいてもっと調和を見つけなければならない。
(現時点での不満について語り)マシンもバランスも目指している状態じゃない。課題があるってことだ。どうしようもないマシンだ。フロントもリヤもだめだ。
セルジオ・ペレス フリー走行1=5位/2=13位
今日は思ったとおりには進まなかった。マシンバランスがまだ望んでいる状態にはなっていないので、その理由を理解する必要がある。
あとコンマ2、3数秒は引き出す余地があるから、それを見つけ出せれば、いいスターティングポイントになるだろう。
タイムを見ると、中団の争いがいつもよりもさらに接近していることが分かる。中団のトップになれるよう、プッシュし続けなければならない。
午前中のセッションでは初めてハロを試す機会があった。インスタレーションラップを走っただけだが、視界に関しては何の問題も感じなかった。マシンから出るのは多少大変だけど、このテクノロジーが今後どのように開発されていくのか興味深いね。
マクラーレン、ハース、ウイリアムズが僕らより好調なのを見て、少しショックだった。ウイリアムズは真の脅威だ。彼らはとてもいいパフォーマンスを示している。
マクラーレンも強さを見せて、順位を上げてくる可能性がある。彼らのペースには驚いた。スパでは彼らの直線スピードが劣っているのが分かったが、ここでは問題なさそうだ。
アルフォンソ・セリス フリー走行1=12位/2=-位
今日の内容には本当に満足している。モンツァをドライブできて光栄だ。すばらしい歴史のある場所だからね。
僕にとって最も大事なのは、自分が進歩し、ミスをしていないことをチームに示し続けることだ。いつもどおり、マシンを無傷で返すことを最優先にしているけれど、マシンに乗るたびに自信が増し、より一層プッシュできるようになってくる。
このマシンはとても優れているが、それでもモンツァは簡単なコースではない。グランプリウイークエンドで毎回乗っているわけではないから、なおさらだ。ものすごくハイスピードで、特にローダウンフォースのセットアップで走り、ストレートエンドでブレーキをロックさせないようにするのは難しい。
コースに出る際はいつも、ハードにプッシュすることとマシンをいたわることの間でバランスを取る必要がある。でも自分のパフォーマンスをうれしく思うし、チームも満足してくれているのでハッピーだよ。