2016年F1イタリアGPの金曜プラクティスで、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは13位/7位、ジェンソン・バトンは11位/10位だった。
セッション序盤にマクラーレンは初めてコクピット保護デバイス“ハロ”のテストを行い、バトンがインスタレーションランを行った。
FP1終盤にアロンソのマシンにハイドロ系の漏れの問題が発生。チームはランチブレークの間に修理に取り掛かり、FP2開始30分弱のところでアロンソをコースに復帰させた。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
レーシングディレクター エリック・ブーリエ
毎年、夏の終わりにイタリア モンツァを訪れると最高の気分になる。モンツァは世界で最も歴史ある、素晴らしいサーキットのひとつだ。
ふたりとも比較的スムーズな一日を送った。フェルナンドはFP1終盤にハイドロ系の漏れの小さな問題に見舞われ、午後のプログラムの序盤にわずかながら影響した。彼のマシンを修理し、コースに送り出したが、クラッチに小さな問題が発生。しかしながらどちらの問題もスムーズに解決できた。
初めてハロのテストを行うチャンスがあり、興味深かった。ジェンソンのマシンに装着し、FP1の初めに短いランを行った。ジェンソンはいくつか所見を述べたが、難点は報告していない。まだ開発段階のデバイスであり、2018年の導入に備えて改良するなか、マクラーレンはFIAとテクニカル・ワーキンググループにフィードバックを提供し、協力していく。