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編集Rの本特集で漫画漬けの日々

2016年09月03日 00:02  オズモール

オズモール

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オズプラス編集部が取材で知ったたくさんのことを実際の毎日に取り入れました。
みなさんも簡単に取り入れられる知恵がいくつもあると思うので、ぜひ実践してみてください。





9/28売りの「この本があればなんとかなる」本特集の
蒼井優さんと東出昌大さんの取材エピソードと編集Rの本の時間


こんにちは。編集Rです。
今、9/28発売の「この本があればなんとかなる」というテーマで本特集を作っています。
仕事でもプライベートでも本は、私の毎日には欠かせなくて、本を読むたびに、その本がおもしろくても、おもしろくなくても、いろんなことを教えてくれて、いつも発見を与えてくれます。“本が好き!”といっても、読むのは遅い方だし、編集者によくいる2~3冊同時読みなんて技術もないのですが…(同時読みする人ってすごいですよね!)。電車の中でも、お酒を飲みながらでも、手元にある1冊を開いて、その本の世界に入り込むのがホントに幸せな時間です。














今回は取材のウラ話から。次号の本特集は、いろんな人が推薦する「〇〇でもなんとかなる本(〇〇は人によってテーマが変わるので誌面でみてみてくださいね)」を紹介してもらっています。左上の写真は、蒼井優さんのインタビューで、撮影場所のロケハンしているときのひとコマ。どこでどう撮影したら、蒼井さんやページの雰囲気に合うのか、カメラマンと相談しながら撮影場所を探します。場所の候補が固まったら、次はカメラテスト。このとき担当編集の私は、恥を捨てて蒼井さんになりきりポーズを決めイメージを具体的にし、本番の撮影に臨みます。どんな写真が掲載されているかは9/28発売の誌面をお楽しみに! 
下2点の写真は、菊池亜希子さんの撮影ときのもの。たくさんの本を積み上げたり、本を散らしたり…。とにかく本づくし。この本たちは、編集部にあるものや、撮影に携わるスタッフたちの所有物。持ち寄る本は個性的で、どれも同じ本がなく、撮影前にちょっとした本自慢大会になっていました。右上の写真は、私が持参した本。これらの本たちに囲まれた菊池亜希子さんの撮影は、文学的雰囲気いっぱいで素敵でしたー♪














今回の本特集は、「この本があればなんとかなる」がテーマ。私にとってのなんとかなる本はモンゴメリーの『赤毛のアン』です。中学3年の時に、埼玉県川越市に引っ越しすることになり、高校受験の内申書などの事情もあって(あぁ…懐かしい響き)、新しい家がある川越からそれまで住んで通っていた板橋区の中学に越境通学(学区外の学校に通うこと)をしていました。なのですが、通勤電車がどうしても嫌!! ストレスで、電車に乗るとおなかが痛くなり、途中下車の旅のごとく何度も途中で降りてはトイレに駆け込む日々が続いていました。「もう電車に乗りたくないし、学校行きたくない!」と母親に言うと「電車の中で本を読んだら」と渡されたのが『赤毛のアン』。  
そこから、“電車読書”生活が始まりました。すると、不思議なことに満員電車の苦痛と不快感が軽くなっていったのです。それどころか、降りる駅を通りすぎてしまうほど物語に入りこんでしまうことも。まさにこの本は、私にとっての“満員電車でもなんとかなる本”になりました。何度も読んでいるのでボロボロですが、私の中学時代の最後の1年を支えてくれた本であり、本を読む楽しさを教えてくれたきっかけになった本です。(実は、それまでは生粋の“漫画っ子”だったのです)
みなさんにも、支えになった本はありますか?














先ほど、“生粋の漫画っ子”と書きましたが、『赤毛のアン』以来で、活字の本に魅了され、漫画は友達に借りて『スラムダンク』や『ONE PIECE』を読む程度。ほぼ漫画に触れず、ついこの間まで過ごしてきました。が、今回の特集で“漫画っ子”の血が復活です! 最近ハマったのが、いくえみ綾さんの『あなたのことはそれほど』。これホントやばいです。W不倫の話ですが、主人公の美都も有島くんも、人を好きになったときのエゴイズム的な気持ちや行動に素直すぎて、なんか共感してしまって、応援したくなります。
そして、もうひとつが、大場つぐみ原作/小畑健作画の『バクマン。』。今回の本特集の取材で、誌面で紹介する本とは別に、東出昌大さんにこっそり聞いたおすすめの漫画です。映画にもなりましたよね。「まずは映画だ!」とDVDを借りて見たら、テンポもいい、テンション上がるしで、めちゃくちゃおもしろくて、即ネットで全20巻を大人買い。(サカナクションの『新宝島』もダウンロード。影響されやすいです…)。この原稿を書いている朝、(朝から読んでしまうほどハマってます)、19巻を読み終え、あと残り1巻…。このまま読み終えてしまうと、“『バクマン。』ロス”になってしまいそうです…泣。嗚呼、漫画ってすばらしいですね。最後に、“『バクマン。』ロス”になりそうな私に、おすすめの漫画がありましたら、教えてください~!
Have a nice day!








暮らしのヒント200

発売:2016年7月28日(木)  定価:593円+税

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