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NEWS『Mステ』で「恋を知らない君へ」披露 夏ソングの新境地をどう歌う?

2016年09月02日 18:11  リアルサウンド

リアルサウンド

(C)タナカケンイチ

 先日放送された『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)で、様々なアクシデントに遭遇しながらも、7年ぶりのパーソナリティーを4人でやり遂げたNEWS。番組内企画の「ダーツの旅」のコーナーでは、富山県射水市を訪れた手越祐也が、住人らから温かく迎えられており、幅広い人に認知されていることがわかった。先週8月28日にその大役を務め終えたばかりのNEWSが、本日9月2日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日)に出演する。


(参考:NEWS・手越祐也はなぜモテる? 奔放すぎるアイドルの“人間力”を検証


 同番組で披露予定の曲は、最新シングル『恋を知らない君へ』の表題曲。同シングルは、発売初週に15.4万枚を売り上げ、オリコン週間シングルランキングで初登場1位を獲得した。NEWSにとって、デビュー曲からの連続1位獲得作品数が『希望~Yell~』(2004年5月発売)から数えて20作連続更新という記録を達成し、KinKi Kids(35作連続)、KAT-TUN(26作連続)に次ぐアーティスト歴代3位にランクインした。


 「恋を知らない君へ」は、ひと夏の恋を歌ったバラードソング。これまでのNEWSの楽曲には、「チュムチュム」や「NYARO」といったアッパーで盛り上がる夏をテーマにした楽曲や、「渚のお姉サマー」「SUMEER TIME」といった爽やかな曲など、数々の夏ソングが存在する。「恋を知らない君へ」は、今夏放送の日本テレビ系⼟曜ドラマ『時をかける少⼥』のエンディング・テーマとなっており、ドラマの世界観とリンクする歌詞からも、NEWSの今までの夏ソングとは違った印象を受けた。


 『時をかける少⼥』は、ある女子高生と、未来からタイムスリップしてきた少年のひと夏のストーリーを描いた作品。切ない物語の歌詞をそのまま綴った主題歌は、冒頭からピアノの音をバックにした伸びやかな手越のソロパートからはじまり、 哀愁ただようメロディーについ聞き入ってしまう。小山慶一郎がメインパーソナリティーを務める『KちゃんNEWS』(2016年6月28日)の同曲初オンエア時には、番組に出演した増田が 「1人1人テーマ性を持ってやらせてもらってます」と語っていた。実際に、それぞれの声質を生かした歌詞パートの歌い分けをしているのが特徴的だ。サビの最後の部分を加藤シゲアキだけが歌うような分け方も、NEWSにとっては珍しい。


 同曲に関して、2016年7月6日放送の『テゴマスのらじお』(MBS)で増田は「<嗚呼>という言葉からサビが始まるので、そこに命かけて歌いましたよ」と曲のポイントを披露した。それに対する手越の「確かにそういう始まりないね。<Ah>のフェイク的なのだったらあるけど、平仮名の<あぁ~>だからね」という発言で、歌詞のニュアンスを間違えて歌っていたことが発覚。続けて、手越は「鳴くの方!? やばいな俺、平仮名の<あぁ~>で『MUSIC DAY』と『テレ東音楽祭』歌っちゃってるな(笑)」と暴露していた。本日放送の『Mステ』では手越に限らず、メンバー1人1人が歌うパートにじっくり耳を傾けながら、今年の大仕事を終えたNEWSの次なるステージを楽しみたい。


(梅中麻衣)