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面接でウソをつくのは意外と当たり前なのか 履歴書に「持っていない資格」を書く人も

2016年09月02日 13:01  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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キャリコネニュースは先日、「面接での嘘、どこまでなら許される?」という記事を掲載。この記事が8月31日に放送のバラエティ番組「バラいろダンディ」(TOKYO MXテレビ)で取り上げられた。

根暗なのに「誰とでも打ち解けられます」と思わずウソ

記事では、どの会社を受けても「御社が第一志望です!」とウソをつく求職者の話などを紹介していたが、どこの業界にもそういう人はいるようだ。

コメンテーターとして出演したプロレスラーの蝶野正洋さんも、レスラーの採用活動で嘘をつかれた経験を話した。身長が180センチ以上なければいけない、ということになっているが、書類選考段階で落とされたくないからか、サバを読む候補者が多いのだという。

「(書類を見て)186センチか、ずいぶんでかいやつが来るんだなと思ったら、みんな低い」

番組では、JR渋谷駅前で街の人に「面接でついたウソ」について聞いていた。バイトの面接で「シフト毎日入れます」と伝えたという女性は、実際にシフトに入ることができるのは月に1、2回で「罪悪感があります」と語る。

また焼肉店の面接に行ったという女性は、本来は人見知りで根暗な性格であるにもかかわらず、「誰とでも打ち解けられる性格です」という嘘をついたという。けっこうみんな面接では嘘をついているようだ。

「女性っぽいから」という理由で「調子免許保有」と虚偽を書き込む

他には、面接で「君、不良なの?」と聞かれたので「いや、不良じゃないです」と答えた男性もいた。実際には、警察に何度も厄介になり、留置場にも入ったことがあった。面接は通ったが、働き始めてから先輩を2回ほど殴ってしまい、結局クビになったという。

面接ではなく、履歴書の資格欄に嘘を書くという人もいた。インタビューに答えた女性は、実際には持っていないにもかかわらず、資格欄に調理師免許2級と書いたという。料理系の会社を受けたわけではないので、調理師免許と書く必要は別になかったが、「女性っぽいから書きました」と語っていた。

スタジオでは、ゲストの玉袋金太郎さんが「こりゃひどいね。迷惑がかかる」とつぶやいていた。

また、作家の室井佑月さんは「(テレビ局志望者は)何べんも受けにいって、おたくのテレビ局が大好きですと言うんですよね」と指摘。司会を務める元フジテレビアナウンサーの長谷川豊さんは、「申し上げましたね」とはにかみながら事実だと明かした。元日本テレビアナウンサーの阿部哲子さんも「そうそうそうそう」と同意していた。

みんな意外と面接で嘘をついているのかもしれない。

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