ロマン・グロージャンが2017年もハースF1チームに残留することが決定したようだ。
今年F1デビューを果たしたハースはグロージャンとエステバン・グティエレスを起用。第13戦終了時点で28ポイントを稼ぎ、そのすべてがグロージャンの入賞によるものだ。
ハースの上層部は来季ドライバーラインアップの発表は急がないと述べているが、グロージャンの残留に関しては両者の間ですでに合意がなされたようだと英AUTOSPORTが伝えた。彼のチームメイトはまだ決定していないものとみられる。
グロージャンは、英AUTOSPORTから来季どこで走ることになるか分かっているかと聞かれ、「イエス。確信を持っている」と答えた。
「何て言えばいいかな。僕のアメリカ英語の発音はもっとよくなるはずだよ」
グロージャンは、新チームへの加入にはリスクがあったが、長期的に見ると大きなチャンスがあると語った。
「リスクがあることは分かっていたが、大きなチャンスがあることも知っていた。こういうプロジェクトでは長い時間が必要だ」
「F1に参戦し、2年目に改善し、3年目にさらに改善する。そのプランの中で、僕らはデビューイヤーにハードルをかなり高いところまで上げた。その一方で来季マシン開発はすでに始まっている」
「ハースがちゃんとしたチームだということを証明して、人員をさらに集めることができた。もちろん中団後方より中団のトップに立ちたいと思っている」