ルノーのケビン・マグヌッセンが、FIAのメディカルチェックを受けた結果、今週末のイタリアGPに出場することを許可された。マグヌッセンは前戦ベルギーで大クラッシュを喫した。
事故当日の検査で大きなけがはないと診断されていたマグヌッセンだが、イタリアGPに出場するには、直前にFIAが行うメディカルチェックにパスする必要があった。木曜にマグヌッセンはこの検査を受け、出場許可を得ることができた。
木曜記者会見に出席したマグヌッセンは、「どこも折れておらず、けがはなかった。少し痛みがあるだけだ。だから特に治療も必要なかった。2、3日自宅で休んで、次のレースに備えた」とコメントしている。
一方、クラッシュによるマシンが大破したため、ルノーは今週末、マグヌッセンをスペアシャシーで戦わせることを決めた。他のシャシーを取り寄せ、それをバックアップとして使う。
「事故は非常に大きいもので、(マシンが)ひどいダメージを負い、イタリアで使うことはできない」とテクニカルディレクターのニック・チェスター。
「ケビンはモンツァではスペアを使う。そして新たに他のシャシーをスペアとして持ち込む」