フェラーリが地元イタリアGPでアップグレードしたパワーユニットを使用する見込みであることが分かった。
今シーズンに使える開発トークンはあと3つ。フェラーリはモンツァでそのうちいくつかを使った改良を行うことを目指してきた。
英AUTOSPORTによると、今回のアップデートは大規模なものではなく、小さな向上をもたらし、なおかつ来季開発に役立つことを期待したものであるようだ。
セバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンは金曜プラクティスで新しいスペックを使用するものとみられる。
カスタマーチームのハースも、ロマン・グロージャンとエステバン・グティエレスの両方がアップデート版パワーユニットを使う見込み。一方ザウバーはエンジンコンポーネントのサイクルの関係で、今回は新バージョンを搭載しないようだ。
パワーユニットのどの部分にどれだけのトークンを使って改良したのかは、1日の段階では明らかになっていない。
フェラーリは、前戦ベルギーGPでは1コーナーの接触により2台そろって順位を落とし、ランキング2位のレッドブル・レーシングとの差がさらに広がる結果になった。