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「UFO戦士ダイアポロン」40周年記念プロジェクト始動 商品化企画が進行中

2016年09月01日 12:52  アニメ!アニメ!

アニメ!アニメ!

(c)1976 雁屋哲・エイケン
1976年に放送されたテレビアニメ『UFO戦士ダイアポロン』の40周年記念プロジェクトが始動した。老舗アニメ制作会社・エイケンのロボットアニメが、フィギュアや配信などの展開で再び動きはじめることになった。

『UFO戦士ダイアポロン』は1976年4月から9月にかけてTBS系全国ネットにて放送されたテレビアニメである。主人公は孤児院・あおぞら学園で育てられた少年・タケシ。16歳に成長した彼はラビと名乗る男の声によって、自分がアポロン星の王子・ダイアポロンだと告げられる。
さらに宇宙のエネルギーを作動させるキーエナルジーを持つことを知ったタケシは、アポロン星を滅ぼして地球侵略を目論むダザーン総統の野望を阻止しようと決意。巨大メカ・ダイアポロンに変身して、あおぞら学園のUFO少年団とともに立ち向かっていく。

アニメーション制作は『鉄人28号』『サザエさん』のエイケンが担当。キャラクターデザインは後に『銀河漂流バイファム』や『魔神英雄伝ワタル』などを手がける芦田豊雄が務めた。芦田の初期の仕事を楽しめる点でも重要な作品である。
またロボットに合体という要素を取り入れた点でもエポックメイキングな一作だ。原作は雁屋哲/土山しげるのマンガ『銀河戦士アポロン』となっている。2016年7月までアニメ専門チャンネル・AT-Xで再放送され、いまだに根強いファンを持つ人気作がどのような広がりを見せるのだろうか。

40周年記念プロジェクトの詳細はまだ不明だが、アート・ストーム、エヴォリューション・トイ、ブルマァクでの玩具展開を中心に、映像配信、パッケージ化、海外配信、海外商品化などの企画を検討している。今後の詳細はエイケンブログほかにて発表される。

『UFO戦士ダイアポロン』

[スタッフ]
原作: 雁屋哲/土山しげる
チーフディレクター: 小野辰雄
キャラクターデザイン: 芦田豊雄
メカニックデザイン: 高橋邦生
総作画監督: 角田利隆
アートディレクター: 大隅敏弘
音楽: 武市昌久
制作: エイケン

[キャスト]
村山明、山下啓介、千々松幸子、小宮和枝、小宮山清、杉田俊也、飯塚昭三、和久井節緒、市川治ほか

(c)1976 雁屋哲・エイケン