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R・リンクレイターの初期作やR・マーラ × B・ラーソン共演作などを上映 「青春映画学園祭」開催へ

2016年09月01日 10:31  リアルサウンド

リアルサウンド

『シスターフッド・オブ・ナイト 夜の姉妹団』

 日本未公開の青春映画を上映するイベント「青春映画学園祭」が、9月17日に渋谷TOEIにて、10月8日・9日に渋谷ユーロライブにて開催される。


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 これは、日本未公開の映画や日本未発売のDVDを紹介するサイトを運営するほか、日本未公開の作品を中心とした上映会を不定期で開催しているGucchi's Free Schoolが主催するもの。2014年3月には、東京藝術大学映画専攻と共催で、現在下北沢トリウッドにて上映されている『アメリカン・スリープオーバー』の上映会を開催し、2015年9月には、単独主催で『ウェット・ホット・アメリカン・サマー』と『キングス・オブ・サマー』の2作品を日本で初上映するイベントを行った。


 このたび開催される「青春映画学園祭」では、“青春”を感じることができる7作品がオリジナル日本語字幕付きで上映される。「青春映画学園祭前夜祭」として9月17日に渋谷TOEIにて上映されるのは、最新監督作『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』の日本公開を11月に控えるリチャード・リンクレイター監督が1991年に発表した『スラッカー』。


 10月8日には、『キャロル』のルーニー・マーラや『ルーム』のブリー・ラーソンが出演する、全寮制の女子高を舞台にした青春映画『タナーホール』、『戦場のピアニスト』のエイドリアン・ブロディがドラッグ・ディーラー役で出演するハイスクール・ストーナー・コメディ『ハイスクール マリファナ大作戦』、『クルーレス』が公開された1995年から『ミーン・ガールズ』が公開された2004年までのティーン映画約200本を分析したドキュメンタリー『ビヨンド・クルーレス』の3作品がラインナップされている。


 10月9日には、『007 スペクター』のベン・ウィショーや『ハンガー・ゲーム』シリーズのジェナ・マローンらがナレーションを務め、ディアハンターのブラッドフォード・コックスが音楽を担当したドキュメンタリー『ティーンエイジ』、現代アメリカ作家スティーヴン・ミルハウザーの短編『夜の姉妹団』が原作の黒魔術系青春サスペンス『シスターフッド・オブ・ナイト 夜の姉妹団』、さらに特別上映作品を加えた3作品が上映される。


 なお、作品ごとに来場者プレゼントやゲストによる対談・トークなども行われる予定で、制服で来場するか“偽のID”を持参すれば、鑑賞料金が割引になる学園割引も実施される。詳細は公式サイトにて。(リアルサウンド編集部)