2017年に公開される本広克行監督の映画『曇天に笑う』の追加キャストが発表された。
今回出演が明らかになったのは、大蛇の発見と破壊を目的に結成された明治政府右大臣・岩倉具視の直属部隊「犲」の副隊長・鷹峯誠一郎役を演じる大東駿介。鷹峯は隊長・安倍蒼世からの信頼も厚く、大きな武器・斬馬刀を振るう腕力の持ち主というキャラクターだ。
大東は鷹峯役を演じるにあたり「かなり重量のある斬馬刀の扱いに苦労しましたが、アクション監督と何度も話合い、とにかく派手に暴れ散らしてやりました」とコメント。また「斬馬刀は大きく重いので、どうしても隙ができてしまうなど、実戦での弱点をリアルに考え、それを埋める戦術、殺陣を考えることから始め、自分自身鷹峯らしい戦い方にかなりこだわりました」と明かしている。
2017年に全国で公開される『曇天に笑う』は唐々煙の同名漫画が原作。明治維新後の滋賀・大津を舞台に、人に災いをもたらす大蛇から町を守ろうと立ち上がった曇家の3兄弟と「犲」の隊員たち、大蛇の力で明治政府を転覆させようと画策する風魔一族の戦いを描く。キャストには曇家の長男・天火役の福士蒼汰、次男・空丸役の中山優馬、三男・宙太郎役の若山耀人、安倍蒼世役の古川雄輝、天火の親友・金城白子役の桐山漣が名を連ねている。監督を務めるのは本広克行。