パタ・ヤマハ・オフィシャル・ワールドSBKチームは、現在ホンダに所属するマイケル・ファン・デル・マークを来季から起用することを発表した。
ファン・デル・マークは、2013年からスーパースポーツ世界選手権(WSS)に参戦。2014年にWSSのチャンピオンを獲得した。また、鈴鹿8時間耐久ロードレースでは2013年と2014年にMuSASHi RT HARC-PRO.で優勝を経験している。
2015年からはホンダ・ワールド・スーパーバイク・チームと2年契約を結び、SBKへステップアップ。現在はポイントランキング5位につけている。
「ヤマハとの新しいチャレンジにとてもワクワクしているよ」とファン・デル・マーク。
「YZF-R1のポテンシャルは見てきているから、ヤマハとチームがさらなる開発を進め、来年はタイトルに挑めるパッケージを用意してくれると確信している」
「何年も在籍して成功を収めたチームを離れるという決断は決して簡単なものではなかった。チームから今まで受けたサポートに感謝しつつ、今シーズンの残りレースではひとつでも多くの表彰台を獲得できるように全力を尽くしていくつもりだ」
ファン・デル・マークの起用により、ヤマハからSBKに参戦しているシルバン・ギュントーリがチームを去ることになる。
ヤマハはギュントーリに対し、「今シーズンの残り4レースにおける彼へのサポートは継続して行っていく。シルバン(・ギュントーリ)の今季のハードワークに感謝するとともに、彼の今後のキャリアにおける活躍を祈りたい」と述べている。