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乃木坂46、神宮3daysバースデーライブが無事終了 新センター・齋藤飛鳥の目には涙も

2016年08月31日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『真夏の全国ツアー2016 ~4th YEAR BIRTHDAY LIVE~』最終日の様子。

 乃木坂46が8月30日、東京・明治神宮野球場で『真夏の全国ツアー2016 ~4th YEAR BIRTHDAY LIVE~』の最終公演を行なった。


 同ライブは、毎年2月22日に持ち曲を全て披露すべく開催しているバースデーライブが順延となり、グループの全国ツアーファイナルと同時に実施されたもの。メンバーは28日、29日と全112曲のうち73曲をパフォーマンスし、30日の公演では39曲を歌い上げた。


 この日の公演は10thシングル『何度目の青空か?』の収録曲からスタート。生田絵梨花がセンターを務める表題曲をパフォーマンスした後、「転がった鐘を鳴らせ!」で水鉄砲を手にしたメンバーが観客に水をまく演出も。MCでは生田が「ケガと体調に気をつけて3日間完走しましょう!」と呼びかけ、「遠回りの愛情」「私、起きる。」「Tender days」「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」と収録曲を披露した。


 続いて、西野七瀬の変化を紹介するVTRが流れると、彼女のソロ曲「ごめんね ずっと…」から11thシングル『命は美しい』パートへ突入。「立ち直り中」「あらかじめ語られるロマンス」「ボーダー」とユニット曲が続けて披露され、西野がセンターを務める表題曲では、クールなパフォーマンスに加えて火柱が上がる演出に観客も興奮し、アンダー曲「君は僕と会わないほうがよかったのかな」では、会場が彼女のカラーであるピンクのペンライトに包まれた。


 ソフトバンクのCMでおなじみのユニット・ギガ200がデビュー曲「200ギガあげちゃう」を歌ったあとは、2015年の夏を回想するVTRがビジョンに映し出され、星野みなみと齋藤飛鳥のユニット曲「制服を脱いでサヨナラを」から12thシングル『太陽ノック』のパートへ。松村沙友理と生田による“からあげ姉妹”の「無表情」や、大人メンバーの「魚たちのLOVE SONG」、西野のソロ曲「もう少しの夢」が歌い上げられると、生駒里奈が「神宮ー!!」と絶叫し、自身がセンターを務める表題曲をフレッシュにパフォーマンスし、アンダー曲「別れ際、もっと好きになる」で12thシングル楽曲を締めくくった。


 ここでビジョンには昨年7月に公開された『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』を振り返る映像とともに、「グループにとって初めてのWセンター」という文字が映し出され、白石麻衣と西野七瀬がWセンターを務める13thシングル『今、話したい誰かがいる』のパートが表題曲からスタート。ドキュメンタリー映画の主題歌となった「悲しみの忘れ方」や「隙間」、同作で初めて結成されたユニット・サンクエトワールによる「大人への近道」、表題曲メンバーの「ポピパッパパー」、アンダー曲も堀未央奈と中元日芽香のWセンターとなった「嫉妬の権利」が披露された。


 14thシングル『ハルジオンが咲く頃』のパート前には、同作の活動をもって卒業した深川麻衣のことや、そのことで夢をより意識するようになったメンバーの姿が映像で紹介され、彼女を尊敬する川後陽菜が深川からセンターを引き継いだ表題曲がパフォーマンスされた。その後、「憂鬱と風船ガム」「不等号」「遥かなるブータン」「急斜面」とアンダー・ユニット曲が次々に披露され、西野のソロ曲「釣り堀」のあとは深川がソロで歌っていた「強がる蕾」へ。ファンもどのメンバーが歌うのかと期待を膨らませるなか、同曲は全員による合唱で熱く歌い上げられるというサプライズ演出がなされた。


 生田のソロ曲であり、ミュージカルテイストの「命の真実 ミュージカル「林檎売りとカメムシ」」からスタートした15thシングルパートは、松村沙友理率いるさゆりんご軍団による「白米様」、白石のソロ曲「オフショアガール」、伊藤万理華と井上小百合の2人による「行くあてのない僕たち」と、次々にユニット曲が披露された。最後は「僕だけの光」、アンダー曲「シークレットグラフィティー」のあと、表題曲であり齋藤飛鳥が新センターを務めた「裸足でSummer」が460発の花火とともにパフォーマンスされた。披露後は齋藤も感極まったのか、目に涙をいっぱいに浮かべていた。


 アンコールでは、「夏のFree&Easy」「ガールズルール」と夏曲を次々に披露し、MCではキャプテン・桜井玲香がファンへの感謝を述べるとともにアンコール定番曲「乃木坂の詩」で幕を閉じた。かに思えたが、まだアンコールを望む声は鳴り止まず。Wアンコールとして、「おいでシャンプー」をパフォーマンスし、この日のライブが終了した。


 台風が接近するなか、無事に3日間のライブを成功させた乃木坂46。11月発売がアナウンスされたシングルなど、今後さらに盛り上がる気配を見せる彼女たちを注視したい。(リアルサウンド編集部)