2016/08/29 SUPER GT第6戦鈴鹿、Audi R8 LMSが6位入賞 ・Audi Team Hitotsuyamaは予選12位からノーミスの走りを見せ6位でフィニッシュ
アウディ ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:斎藤 徹)は新型Audi R8 LMSでSUPER GTのGT300クラスに挑戦するカスタマー(プライベート)チームを支援しています。8月28日に鈴鹿サーキット(三重県)でSUPER GT第6戦『45th International SUZUKA 1000km 』の決勝が開催されました。前戦に続き、#21 Audi Team Hitotsuyama(アウディ チーム ヒトツヤマ)と、#26 Team TAISAN SARD(チーム タイサン サード)の2 チームが新型Audi R8 LMSで参戦。Audi Team Hitotsuyamaが6位入賞を果たしました。
鈴鹿1000kmはSUPER GTにおいて最長距離を走るレースであり、シリーズポイントが通常よりも多く与えられる重要な1戦です。今回Audi Team Hitotsuyamaは、前戦富士の2位という好結果により46kgのハンディ重量が課されていました。予選日は快晴、コンディションはドライ。Q1、Q2と2回に分けて行われる予選では、まずリチャード ライアン選手が14番手タイムでQ1を突破。Q2は藤井選手が担当し、GT300クラスにおいて12番手グリッドを獲得しました。
日曜日の決勝は台風の影響で午前から雨が降ったり止んだりと、各チームにとってタイヤの選択に迷う難しい条件となりました。スタート時に雨は止んでいたもののコースの一部はウエット。Audi Team Hitotsuyamaを含む多くのチームはスリックタイヤを選択してレースはスタートしました。1000kmの決勝では各チームともに5回のドライバー交替が義務付けられており、第1スティントをリチャード ライアン選手が担当。
Audi Team Hitotsuyama 一ツ山亮次チーム代表のコメント 「予選から前戦2位によるウェイトハンディがラップタイムに影響することはわかっていました。決勝は5回のピットストップが義務づけられている中で燃料には余裕があり、スタートから4スティントは満タン、最後2つのスティントは給油時間を短く、最終スティントはタイヤ交換もしないで上位を狙う作戦をとり、レース後半着実に追い上げることができました。ドライバーもピット作業もまったくミスもなく作戦はパーフェクトでした。ウェットコンディションであればAudi R8 LMSとタイヤとの相性から、さらに上位を狙えるという感触を得ました。今日はチームとしてベストを尽くしたと思います。」
Team TAISAN SARD 近藤尚史チーム監督のコメント 「やはり序盤のアクシデントがもったいなかった。それをきっかけに勝負権がなくなり機運が下がりピットのミスも重なってしまいました。元嶋選手のレースラップが速いことはわかっていたので、規定ぎりぎりまで彼に任せる作戦を取りました。中野選手もほぼぶっつけ本番ながら、レース中にアジャストしてタイムを出してくるのはさすがでした。次のもてぎの準備を進めて挽回したいと思います。」