羽田圭介の小説『スクラップ・アンド・ビルド』がドラマ化。12月17日にNHK総合で放送される。
『スクラップ・アンド・ビルド』は、又吉直樹(ピース)の『火花』と共に昨年『第153回芥川龍之介賞』に選出された作品。「もう死んだほうがよか」が口癖の要介護の祖父と暮らす無職の青年・健斗を主人公に、祖父を手厚く介護して弱らせることで安らかな尊厳死を迎えさせてやろうと決意した健斗が、祖父を相手に奇妙な介護の「攻防戦」を繰り広げるというあらすじだ。
主演を務めるのは柄本佑。共演者には山下リオ、浅香航大、秋元才加、浅茅陽子、山谷初男が名を連ねている。脚本は『第6回WOWOWシナリオ大賞』を受賞した香坂隆史、音楽はサンガツが担当する。