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デイヴ・グロールらが80年代D.C.パンクを語る 『サラダデイズ-SALAD DAYS-』本予告映像公開

2016年08月29日 18:01  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)2014 New Rose Films, LLC

 アメリカンハードコアパンクのドキュメンタリー映画『サラダデイズ-SALAD DAYS-』の本予告映像が公開された。


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 本作は、80年代にワシントンで生まれたハードコアパンクシーンを捉えたドキュメンタリー映画。レコード作成、レーベルの立ち上げ、ライブ入場料の設定、前座バンドのブッキングなど、バンドに関わる物事をすべて自分たちの手で自由に行っていたDIYパンクの時代が、著名アーティストのコメントとともに映し出されていく。


 劇中では、マイナ ー・スレットのイアン・マッケイをはじめ、ブラックフラッグのヘンリ ー・ロリンズ、ダイナソーJr.のJ・マスシスなど、D.C.パンクシーンを沸かせた面々が登場し、当時の様子を語る姿が収められている。また、写真家のジム・サーが撮影した本邦初公開の写真に加え、バッド・ブレインズなどの当時のライブ映像も収められている。


 本予告映像は、日本のパンクロックバンド“eastern youth”の吉野寿が寄せた「俺達みんな、 マッケイ師匠仕込みの手作り職人」というメッセージから始まる。また、インタビューカットでは、「イアン・マッケイやヘンリー・ロリンズは自分のヒーローだ」と答えるデイヴ・グロールや、「ワシントンはアイデアの実験場だ」と話すイア ン・マッケイが映し出される。そのほか、バンドマンがステージ上で頭を大きく振りながら熱唱する様子や、裸になってアンプを蹴り倒す姿など、当時の熱量が伝わるライブ映像も確認できる。(リアルサウンド編集部)