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シトロエンドライバー、WTCCもてぎを待望「日本に行くのは大好き」

2016年08月29日 15:41  AUTOSPORT web

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今シーズンもシリーズをリードしているのは2年連続チャンピオンのホセ-マリア・ロペス(アルゼンチン/シトロエンC-エリーゼWTCC)
いよいよ9月3~4日にツインリンクもてぎで開催されるWTCC世界ツーリングカー選手権日本ラウンド。3年連続のタイトルを狙うシトロエン・レーシングとホセ-マリア・ロペスは、日本、そしてもてぎラウンドを楽しみにしているという。

 今シーズン、ワークス体制を2台に縮小し、バラスト80kgを積みここ2年に比べ苦戦を強いられているシトロエン勢だが、現在2年連続王者のロペスが284ポイントを積み重ねており、167ポイントで2位につけるホンダのティアゴ・モンテイロに大差をつけている。また、マニュファクチャラーランキングでも、シトロエンは2位のホンダに対し200点近いリードを保っており、もてぎ戦でもタイトル決定の可能性があるという。

 そんなレースに向け、ロペスは日本への訪問ともてぎでのレースを楽しみにしていると語っている。

「僕はいつも日本に行くのが大好きなんだ!」とロペス。

「この国の文化、平和、そして静けさを本当に好んでいるんだよ。それに、いつもこの国では新しいものを知ることができる。それに、2014年に鈴鹿で初めてのタイトルを決めたことで、日本はちょっぴり僕にとって特別になったんだ」

「もてぎに関して言えば、僕らのライバルがこのトラックで非常に強力なのは把握しているつもりだ。2015年に僕が唯一ポールポジションを獲れなかったのがここだからね。でも、レースではリードをつかむことができたので、シトロエンC-エリーゼWTCCに競争力があることも分かっている」

「レースでは必ず勝たなきゃいけないとは思っていないよ。ここ数レース、リラックスして臨めている。僕が得点を重ね続けるかぎり、ライバルはタイトルを獲るのがどんどん難しくなっていくからね!」

 また、チームメイトのイバン・ミューラーは、もてぎのレイアウトがオーバーテイクを演出するだろうと予想する。

「もてぎは全体的にはスロートラックなんだが、何カ所かでオーバーテイクをみせることができる。セットアップについては、トラクションとタイヤの状態に注視する必要があるだろう。それにこの季節はにわか雨の可能性もあるので、天気予報からも目が離せないね!」とミューラー。

「そして、日本に戻ることができるのは大きな喜びだよ。ファンは本当にモータースポーツを愛していて、驚くほどの知識をもっているんだ」

「今年、日本に行くのに何日間か余裕をもっているんだよ。家族とこの国を旅行するつもりなんだ」