2016年F1ベルギー決勝で、ルノーのケビン・マグヌッセンはクラッシュによりリタイア、ジョリオン・パーマーは15位だった。
マグヌッセンは6周目、オー・ルージュで態勢を崩してタイヤウォールにクラッシュ。すぐに自力でマシンから出ることができたが、スパのメディカルセンターに行った後、レントゲン検査をするためにベルビエの病院に向かった。検査の結果、左足首の切り傷以外、異常は見つからず、すぐに帰宅を許された。
次戦イタリアGPの出場に関しては、FIAの検査にパスする必要があるが、現段階では問題なく許可されるものとみられる。
■ルノー・スポール・フォーミュラ1チーム
チーム代表 フレデリック・バスール
ケビンはメディカルセンターに行った後、近くの病院でレントゲンとスキャンを受けた。足首に切り傷があるが、結果はポジティブだ。
彼のフィジオが付き添い、本人と話をし、問題なさそうだということだ。それが一番重要なことだよ。
(クラッシュの原因について聞かれ)まだテレビで見ただけだが、縁石の上でひどいホイールスピンを起こしたようだ。なぜそうなったかも、縁石上でそうなったことが悪かったのかどうかも、今のところ分からない。何が起きたのかを正確に突き止めるため、時間をかけて分析しなければならない。
(ドライバーのミスだと思うかと聞かれ)ノー。このことをドライバーのせいにするつもりはない。まずは詳しく調査してからお話ししたい。
ジョリオン・パーマー 決勝=15位
僕らにとってベストの予選をした後、2台とも決勝でいいスタートを切って、一時はトップ10圏内を走った。本来なら強力なレースができたはずだけど、たくさんのドライバーがセーフティカー出動によって順位を上げた。
もっといい結果が出せなくて残念だ。でも今週末は予想していたよりもうまくいった。
ケビンのクラッシュをミラーで見た。あそこはものすごくスピードが出るところだから、事故を見るのは怖かった。彼が無事でよかった。