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GT300決勝4時間経過:鈴鹿1000kmらしいサバイバルの様相。トップは混迷

2016年08月28日 17:31  AUTOSPORT web

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UPGARAGE BANDOH 86
スーパーGT第6戦・第45回インターナショナル鈴鹿1000kmの決勝レースはスタートから4時間が経過。途中でスーパーGT300車両のクラッシュからセーフティカーが導入され、鈴鹿1000㎞らしいサバイバルバトルの様相を呈してきている。

 グッドスマイル 初音ミク AMGとUPGARAGE BANDOH 86によるトップ争いは、53周目のホームストレートで初音ミク AMGが競り勝ったが、その後57周を終えて初音ミク AMGが、58周を終えてUPGARAGE 86がルーティンのピットイン。ここで順位が再度逆転し、UPGARAGE 86は初音ミク AMGの前でコースに復帰した。

 ルーキー牧野任祐が3スティント目で快走を見せていたシンティアム・アップル・ロータスは、65周を終えてピットイン。高橋一穂に交代するが、83周目に2コーナーの先で単独クラッシュ。これによりセーフティカーが導入される。

 リスタート直後に初音ミク AMGがルーティンのピットに戻ったため、UPGARAGE 86、VivaC 86 MC、Excellence Porscheというトップ3となり、10番手以降がラップダウンされた状態でレース再開となった。

 90周を終えてピットインしたVivaC 86 MCは、ここでタイヤ無交換戦略を敢行。86周目にピット作業を済ませた初音ミク AMGの前でレース復帰に成功した。さらに91周目にピットに戻ったUPGARAGE 86も交わして、実質トップに立っている。

 GT300のトップが117周に差し掛かるところで、東コース付近で強い雨が降りだす。長くは降り続かなかったものの、コース全体を濡らし、各所でコースオフするマシンも。120周を終了する時点でトップに立っているのはUPGARAGE 86だが、4度目のピットインが間近に迫っているとみられる。