2016年F1ベルギーGPの土曜予選で、レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは5位だった。
■レッドブル・レーシング
ダニエル・リカルド 予選=5位
Q3でもっとタイムを引き出せればよかったけれど、明日のレースのことを考えれば、それほどがっかりはしていない。Q2をソフトタイヤで通過できたことに満足している。それが僕らの目標だった。この戦略がうまくいくかどうかは、明日にならないと分からない。でも僕はこうしたかった。
サーキットによっては予選5位にがっかりするかもしれないけれど、ここではそうは思わない。その理由はふたつある。ここではオーバーテイクが可能だ。そしてここに持ち込まれたタイヤだとレースのなかでいろいろな戦い方ができる。人より速いマシンを手にしていたり、人より賢い判断ができれば、いい結果をつかめる可能性がある。
ソフトタイヤでスタートするという目標を持ってQ2に臨んだ。ひやひやする時間帯もあったけれど、うまくやれた。満足だよ。トップに近い位置だし、ソフトタイヤでスタートできる。もちろん上位勢には何台かソフトスタートのマシンは他にもあるけれど、それでもいいレースになるだろう。僕は2年前、ここで5番グリッドから優勝しているしね!
マックス(・フェルスタッペン)はフロントロウを確保するなんて、すごくいい仕事をしたね。でも明日、僕らは別々の戦略でた走る。予選前に話し合った時、彼はスーパーソフトでレースをスタートしたいと言い、僕はソフトを望んだ。明日どうなるだろうね。
スーパーソフトの方が不確実な部分が大きい。ブリスターができたり、何かトラブルがあってうまく機能しなければ、タイムを大量に失うことになるんだ。
僕としては、ソフトの方が比較的安全な選択肢だと思っている。スーパーソフトだと走れる周回数がとても少なくなるだろう。