2016年F1ベルギーGPの土曜予選で、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは2位だった。
マックス・フェルスタッペン 予選=2位
最高の気分だ。Q3の自己ベストのラップでラインを越えた瞬間に、ファンが大興奮しているのが見えた。それで、いいラップだったんだと分かったよ。
今週末は最初からとにかく最高で、大勢のファンが来てくれて、熱心に応援してくれているのを感じる。だから僕も心から楽しめているし、その上、2番グリッドを確保できたなんてすごくうれしい。ポールポジションを取るのはかなり難しかったと思うしね。すぐ近くまで迫っていればチャンスはあるものだし、僕らはセクター2ではかなり強かった。でもトップスピードが足りなかったね。
明日は面白いレースになりそうだ。僕ら、メルセデス、フェラーリのなかで戦略が分かれているからね。いい戦いになるはずだよ。僕はスーパーソフトでスタートする。最初の数ラップは僕の方がグリップがよくて有利になるといいね。その後、僕のタイヤはだめになってしまうだろうけど、それが僕の戦略上の選択だ。
僕の方が(ソフト勢より)速くピットに入らなければならないだろう。でもレースの展開がどうなるか、見ていくよ。
(FP3でギヤボックストラブルに見舞われたが)こんなに早く立て直してくれて、予選で走れる状態にしてくれたチームに心から感謝している。
(ダニエル・リカルドを含め、他の上位勢とは異なりスーパーソフトで決勝をスタートすることについて)スーパーソフトで走り始めて、数周でどこまでやれるかを見てみる。いくつか戦略はあったけれど、チームと相談して、(Q2では)スーパーソフトでタイムを出すことを決めた。僕らはそれが戦略としてベストだと思っている。いい結果が出るかどうかは明日分かるよ。
(ポールのニコ・ロズベルグとは0.149差だったことについて)いつだってもっといい仕事ができた可能性はあるものだけど、ニコだってそれは同じで、彼にもその可能性はあったと思う。長いストレートがあるこのコースでメルセデスに近づけたことには喜ぶべきだね。
僕は大勢のファンの前で2位になれたことがただただうれしい。彼らの姿が見えると、モチベーションがすごく高まるんだ。