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PPのロズベルグ「苦しかった。問題の原因は気温とタイヤの内圧」:メルセデス ベルギー土曜

2016年08月28日 08:51  AUTOSPORT web

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2016年第13戦ベルギーGP ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
2016年F1ベルギーGPの土曜予選で、メルセデスのニコ・ロズベルグはポールポジションを獲得した。

■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ニコ・ロズベルグ 予選=1位
 予選までは苦労していた。特に今朝は僕らにはペースが足りないと考えていた。だから今日ポールを取れたことをとても喜んでいる。

 金曜のロングランではレッドブル勢が最速だった。だから彼らに勝つために全力を尽くしていく必要がある。

 今週末はとても気温が高いので、タイヤの扱いがかなり難しい。デグラデーションがすごく高いんだ。

 決勝はグリップが低めのハード側のタイヤ(ソフト)でスタートする。スタートにおいてはそれは不利になる。(2番グリッドの)マックス(・フェルスタッペン)はスーパーソフトを最初に履くから、スタート時は彼の方が速いはずだ。あと、セーフティカーが出動するなど、何かラッキーなことがあれば、ルイス(・ハミルトン)があっという間に上位に浮上してくるかもしれない。だから彼もライバルとして考えておく必要がある。

 いずれにしても自分の予選には満足しているし、明日が楽しみだ。エキサイティングで緊張感のあるレースになるだろう。


(トップ3記者会見で語り)FP3の時点では1周のペースが全然よくなかった。そのため予選までの道のりは楽ではなかったけれど、最終的にはいい仕事ができた。予選前にマシンにかなりの変更を施し、それが効果をもたらした。すべてがうまくまとまり、感触もよかった。

(予選まで)僕らには単純に速さがなかった。極端な暑さと、ピレリの(定めた)内圧がものすごく高いことが原因だ。何もかも(予想とは)状況が異なり、あらゆる変更をして適応しなければならなかった。でも予選前にいい状態に持ってくることができたのでよかった。FP3の時点ではかなり遅かったからね。