F1ベルギーGPの予選Q1は、最後のアタックでウイリアムズのフェリペ・マッサがトップに躍り出た。セバスチャン・ベッテルが2位、キミ・ライコネンが3位とフェラーリ勢が続いている。
初日からスパ・ウェザーらしからぬ好天に恵まれ、Q1は気温31度、路面41度のコンディションでスタート。
フリー走行3回目でトップタイムを記録したライコネンが、メルセデスのニコ・ロズベルグを上回ってトップに立つと、すぐにベッテルがチームメイトを逆転。ベッテル、ライコネン、ロズベルグのトップ3にニコ・ヒュルケンベルグ、セルジオ・ペレスのフォース・インディア勢が続く。フリー走行3回目をトラブルで走れなかったマックス・フェルスタッペンは1回目のアタックに出て、6番手。ダニエル・リカルドも僚友と同タイムで7番手につけている。
セッション残り6分を切ったところで、マクラーレンのフェルナンド・アロンソがストップ。すでにパワーユニット交換により35グリッド降格が決定しているが、タイムを記録しないまま予選を終えることになった。
ルイス・ハミルトンは、ここで6基目以降のコンポーネントを大量に投入して、現時点で55グリッド降格の予定。とりあえずのタイムを出したところで早々に予選を切り上げ、21位で終えた。
マノーのパスカル・ウェーレインが最後のアタックでポジションを上げ、殊勲の9位。デビュー戦のエステバン・オコンは18位と、Q2進出は果たせなかった。
<予選Q1暫定結果>
1位 フェリペ・マッサ
2位 セバスチャン・ベッテル
3位 キミ・ライコネン
4位 ニコ・ロズベルグ
5位 ニコ・ヒュルケンベルグ
6位 セルジオ・ペレス
7位 マックス・フェルスタッペン
8位 ダニエル・リカルド
9位 パスカル・ウェーレイン
10位 バルテリ・ボッタス
11位 ジェンソン・バトン
12位 エステバン・グティエレス
13位 ロマン・グロージャン
14位 ケビン・マグヌッセン
15位 カルロス・サインツJr.
16位 ジョリオン・パーマー
<脱落>
17位 フェリペ・ナッセ
18位 エステバン・オコン
19位 ダニール・クビアト
20位 マーカス・エリクソン
21位 ルイス・ハミルトン
── フェルナンド・アロンソ