スーパーGT第6戦鈴鹿の公式予選でGT500クラスのポールポジションを獲得したドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GTの武藤英紀とオリバー・ターベイが、予選の戦いを振り返るとともに、決勝レースへの展望を語った。
●ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT:GT500ポールポジション
オリバー・ターベイ
「朝のセッションからクルマのバランスがとても良かった。クルマのためにみんなが全力を尽くしたことが、今日の成果に現れたと思う」
「予選では自信があったからトップにいけると思っていたよ。僕はQ1を担当するのが今回で2回目だったからプレッシャーがあったけど、しっかりと走ってQ1をトップで通過できたからうれしかった。シーズンを通してクルマを開発してくれたチームのエンジニアやメカニック、ホンダにとても感謝してる」
「今週末のレースは1000kmと長いから、いろいろなことが起こりうる。だけど自信はあるよ。天候に関しては7月の鈴鹿テストで雨のなか走っているから問題はないと考えている」
「明日はいいスタートを切れば安定したレースができるはずだから頑張るよ」
武藤英紀
「7月に行った鈴鹿でのテストでクルマの調子が良いことはわかっていたので、そのセットアップをベースに今回持ち込みました」
「走り始めからペースが良くて、これならポール(ポジション)争いができるという手応えが早い段階からありました。それがわかったので、公式練習では燃料を積んでレースをメインにしたセットアップを進めていきました」
「予選ではオリバー(・ターベイ)がQ1をトップタイムで通過して、彼もクルマは問題ないと言ってくれたので、それを信じておもいきりアタックしました」
「シーズン序盤は非常に苦しい戦いが続いていました。シャシーとエンジンともに性能が向上してきているので、みんなの仕事がポールポジションという形で報われたことがとてもうれしいです」
「明日は長いレースなので、ミスせず、ペナルティもなく、各々が仕事をきっちりやることが大事だと思います。クルマに関してはドライもレインも調子が良いと思うので自信があります。ミスをしないようにおもいきり戦うだけです」