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GT500:予選Q1で明暗分かれたホンダ陣営。トップはドラゴ、レイブリックがまさかのスピン

2016年08月27日 15:31  AUTOSPORT web

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ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT
スーパーGT第6戦インターナショナル鈴鹿1000kmの公式予選。GT500クラスの予選Q1はドラゴ モデューロNSX CONCEPT-GTがトップ通過を果たした。

 午前中は曇り空だったが、午後になって太陽が顔を出し真夏日のコンディションに。15分間のQ1だが、いつもどおり最初の5分は各チームともピットで待機。残り10分を迎えたところで一番最初にコースインしたのはS Road CRAFT SPORTS GT-Rの高星明誠。GT500初走行となった午前中の公式練習では19周を走破、そして予選アタックに臨むことになり、1分48秒163をマーク。7番手で見事、Q2進出を果たした。

 高星に続く形で、残り8分を切って他のマシンも続々とコースインし、ワンチャンスのタイムアタック合戦に。チェッカーを受ける度に目まぐるしく順位が入れ替わる展開となった。

 トップタイムを記録したのはドラゴ モデューロNSX CONCEPT-GT。軽いウエイトハンデを活かして今回は朝から絶好調で、いつもは武藤英紀がQ1を担当するところだが、オリバー・ターベイがQ1を担当し1分47秒638をマーク。2番手以下に0.3秒の差をつけてQ2進出を果たした。

 2番手にはフォーラムエンジニアリングADVAN GT-Rの佐々木大樹、3番手にはWedsSport ADVAN RC Fの関口雄飛が続き、ヨコハマタイヤユーザーが速さをみせた。

 一方、まさかの展開になったのがRAYBRIG NSX CONCEPT-GT。ドラゴNSX CONCEPT-GT同様に朝から調子が良く、いつもとは異なり伊沢拓也がQ1を担当。しかし、デグナーの2つ目でスピンを喫してしまい、デグナー2つ目で360度スピン。接触はなかったが、タイヤにフラットスポットが出来たか、その後もアタックを続けるが思うようにタイムが伸びず1分49秒150で13番手に終わった。

 もうひとつの意外だったのが、昨年1000kmを制覇したau TOM'S RC FのQ1敗退。レクサスRC FではWedsとZENT CERUMO RC Fの2台のみがQ2に進出するという厳しい結果になった。また今回、100kgのウエイトハンデを積むMOTUL AUTECH GT-Rは12番手。ランキング2位のDENSO KOBELCO SARD RC Fは15番手となった。