2016年F1ベルギーGPの金曜プラクティスで、ハースF1のロマン・グロージャンは11位/8位、エステバン・グティエレスは10位/10位だった。
■ハースF1チーム
ロマン・グロージャン フリー走行1=11位/2=8位
誰にとっても簡単な一日ではなかった。タイヤを機能させるのがとても難しいんだ。ここで定められたタイヤの内圧には満足していない。このせいでチャレンジングな状況になっている。
午後に入りスーパーソフトを装着したら、朝よりはいい走りができた。マシンはよりまとまった感じになったので、それはよかったよ。
残念なことにある問題(MGU-K)によりロングランができなかったが、これによってレースで大きな痛手を被らないことを願っている。
まだ明日の午前中にも予選の準備ができるし、考えているセットアップの方法をいくつか試すつもりだ。全体的にタイヤをうまく使う方法に全エネルギーを注いでいくつもりだ。
(Crash.netに対して語り)ドライバーとしては、できる限りプッシュしなければならない。でもこのタイヤの挙動はよくないと思う。スパは、F1マシンの力を実感できる、最高のサーキットなのに、(内圧が高すぎて)それをめいっぱい味わうことができない。
コーナー半ばで突然フロントもリヤもスライドしてしまうんだ。あまり愉快ではないね。でも皆が同じ条件だから、なんとかして自分たちで解決法と速さを見つけ出すしかない。
エステバン・グティエレス フリー走行1=10位/2=10位
今日はかなりトリッキーなコンディションだった。こういった暑さはスパでは珍しい。路面温度が本当に高くて、マシンのセットアップに少し苦労している。
マシンへの理解を深めるためにいくつかテストをしたので、どの箇所に集中すべきなのか方向性がはっきりするはずだ。
両方のセッションでピレリのプロトタイプタイヤで走行した。パフォーマンスに関してはこれまでと変わらず、これといった大きな違いはなかった。
FP2ではレースシミュレーションも行ったが、それほど満足できなかったので、明日以降に向けて良いセットアップを見つけ出すため、今夜すべてのデータを分析する。