映画『ハバナ・ムーン ストーンズ・ライヴ・イン・キューバ2016』のプレミア上映が9月23日に全国の映画館で開催される。
同作は、今年3月にキューバの首都ハバナで開催されたThe Rolling Stonesのフリーライブの模様を収めたドキュメンタリー。同公演は長年にわたって断交状態にあったアメリカとキューバが54年ぶりに国交を回復したことを受け、バラク・オバマ大統領がキューバを訪問した直後に行なわれ、約120万人の観客を集めた。
セットリストは今年2月から3月にかけて開催された南米ツアーの内容を踏襲。2014年に亡くなったボビー・キーズの代わりに加入したサックス奏者のカール・デンソンや、バッキングボーカリストのサーシャ・アレンといった新たなメンバーも参加している。
ミック・ジャガー(Vo)はライブを振り返り、「キューバ公演は純粋に素晴らしかったよ。途轍もない時間だった。見渡す限り広大な人の波なんだ。観衆からの熱狂の嵐を感じてもらえるはずだよ」とコメント。キース・リチャーズ(Gt)は「太陽があって、月があり、星があって、ザ・ローリング・ストーンズがいたんだ。キューバがついに思い切り楽しむ機会を見るのは特別なもんだったよ。ハバナの夜は忘れることはないだろうね」と語っている。
なお今回のプレミア上映は世界各地で一夜限りの開催。日本での実施劇場は特設サイトで確認しよう。チケットの先行販売は先着で9月4日まで受付中。