きゃりーぱみゅぱみゅのライブがVRコンテンツに　レコチョク・ラボが米国企業と共同制作

　レコチョク・ラボと米国のVR（バーチャルリアリティー、仮想現実）系のスタートアップ企業「vantage.tv」が共同で、『Kyary Pamyu Pamyu 5iVE YEARS MONSTER WORLD TOUR2016』サンフランシスコ公演全編を本格的ライブVRコンテンツ制作のために収録したことを発表した。

（関連：きゃりーぱみゅぱみゅ、5周年イヤーの“5つのたくらみ”発表「まだ進化していきたいという気持ちが強い」）

　同ライブは7月22日に開催されたもので、きゃりーぱみゅぱみゅデビュー5周年を記念し、オーストラリア、ヨーロッパ、アメリカ、アジアの8都市9公演を廻ったワールドツアーのひとつ。サンフランシスコの伝説的コンサート会場The Regency Ballroomで行われ、チケットもソールドアウト。360度カメラを含む４Kカメラ計10台を使用し、ライブ全編の撮影を実施したという。

　現在、vantage.tv社は、ライブ会場にいるかのような感覚で楽しめ、追体験できる本格的ライブVRコンテンツに仕上げるべく、ハリウッドのポストプロダクションスタジオにて編集作業中。完成した作品は、国内外のさまざまなコンテンツ系・技術系展示会でのデモンストレーション等で公開するという。また、11月9日発売のニューシングルの特典VR映像にも一部が収録される予定となっている。（リアルサウンド編集部）