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関西女子がとことん語る、関西の魅力とは

2016年08月25日 00:02  オズモール

オズモール

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【毎週水曜 6:00 更新】
旅を愛してやまない普通の女の子に、旅について座談会してもらうこの企画。今回は、関西出身の千原諒子さんと、月田百合香さんが登場。地元だからこそわかる関西の「味」ってどんなところ? 前編では関西の魅力を聞きました。






千原諒子さん
大阪府堺市出身。会社員。関西大学卒業後、大阪のアパレル会社に就職。2年前、かねてより住みたかったという東京に転勤




月田百合香さん
兵庫県西宮市出身。会社員。関西大学卒業後、東京のゲーム会社に就職。上京後、地元を離れた寂しさから2カ月もの間、毎日泣いて過ごしたそう




道頓堀(大阪)




堀江公園(大阪)




やまちゃん(阿倍野)


◆関西の魅力って何ですか?
どんな人が多いの?



月田「人がいいところだと思います。東京に来てからは、なおさらそれを感じます。お店で買い物をするときもクールな東京に対して、関西はひと言付け加えてくる感じ。親身になるというか、人との距離が近いんです」
千原「ホンマにそう。電車に乗っていると、おばちゃんやおばあちゃんが普通に話しかけてくるんですよ。いきなり子供の写真とか見せてきたり…(笑)。東京では起こりえないことが起きるのが関西です!」
月田「わかります! “息子の嫁にどう?”って言われたこともあって(笑)」
千原「“みんな知り合いなのかな?”ってくらいの親しみやすさ。楽しいといえば楽しいけど、東京に来てみてこれがなくなって寂しいかと言われれば、別にそうでもない(笑)」
月田「関東と関西では笑いの文化も全く違いますよね。自虐で笑わす関西のお笑いが私は大好きです! あと出身地の兵庫県にはなんでもあって、ショッピングも映画も山も海もすごく近い。大阪や京都の他県との距離も近くて行き来しやすい。電車も充実していてアクセスもいい!」
千原「確かに。私は大阪府堺市だけど、和歌山にも京都にも行きやすい。大阪からは滋賀にも快速で一本で行けるし、距離感を感じずに関西圏内を移動できるのが魅力ですね」







◆ふたりが暮らした
地元ってどんなところ?



千原「堺市はすごい田舎です。かつて政令指定都市になるかならないか?というタイミングがあって、名前だけを知ってくださっている方もいるんですけど、めっちゃさびれてます(笑)。だだ広くてパチンコ屋さんが多い。だんじり祭りがあるせいか、気性の荒い人が多いのが特徴です。西宮は高級住宅ですよね?」
月田「そうですね。隣がセレブの街、芦屋なので、外車ばっかり走ってます」
千原「大学でも芦屋出身の子がいるけど、芦屋の子は服が毎日違う。めっちゃお嬢!」
月田「箱入り娘が多いですね。あ、でも私は違いますよ! 西宮の人は、しっかり付き合ってから結婚する、順序を守るみたいな手堅い人が多いと思います」
千原「そんな感じ、するなぁ~(笑)」









月田さんの大好きなUSJ


◆関西人同士、
他の県をどう思ってる?



千原「関西の中だと京都と大阪、兵庫の3県は冗談込みでのいがみ合いが発生することも(笑)。この3県でも思っている以上に、しゃべり方も土地柄もバラバラで個性が強い。東京の人には同じように聞こえるみたいなんですが、同じ関西弁でも“一緒にせんとってくれる?”なんて思ったりして」
月田「この3県を行き来することはあるんですけど、正直、奈良や滋賀には行く機会は少ない…かも。でもこういうことを言うと、特に滋賀の人からは“琵琶湖の水を止めるで!”ってたいてい怒られますね(笑)。そういえば奈良には、地元・西宮の大好きなラーメン屋さんの本店があるので、それ目当てで行ったことがありました」
千原「味、違うん?」
月田「これがまったく一緒でした!」
千原「行く意味ないやん(笑)!」
月田「ビックリしました、こんなにも一緒なものかと。本家の味をしっかり守ってる、と、地元をさらに、誇りに思いましたね」【8/31掲載の後編に続きます】




取材協力:
お好みたまちゃん 青山店

大阪・堀江の人気店「お好み たまちゃん」が、現地の熱気をそのままに表参道に登場。いちばん人気は、「名物!鉄板ホルモン焼き」950円。ふんわりした玉子、ぷりぷりのホルモン、甘辛いタレが絶妙! デラックス焼きや豚玉など、本場の味のお好み焼きにも注目。

TEL.03-3408-5600
営業時間/18:00~26:00(25:30LO)
日定休
アクセス/表参道駅より徒歩4分





WRITING/MAKI FUNABASHI