映画『アイヒマンを追え!ナチスがもっとも畏れた男』が、2017年1月から東京・渋谷のBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開される。
『ドイツ映画賞』で6部門を受賞した同作は、1950年代後半のドイツ・フランクフルトを舞台に、ナチス・ドイツの戦犯のひとりであるアドルフ・アイヒマン拘束に関する「極秘作戦」の裏側を描いた映画。検事長フリッツ・バウアーがアイヒマンの罪をドイツで裁くために、ナチス残党が巣食うドイツの捜査機関を避けてイスラエルの諜報機関モサドにコンタクトを取り、アイヒマンを追い詰めていくというあらすじだ。
主演を務めるのは『ブリッジ・オブ・スパイ』『ヒトラー暗殺、13分の誤算』などに出演したブルクハルト・クラウスナー。共演者には『あの日のように抱きしめて』『東ベルリンから来た女』などのロナルト・ツェアフェルトらが名を連ねている。監督はラース・クラウメが務めた。