ザウバーは、トロロッソでマックス・フェルスタッペンのレースエンジニアを務めたセビ・プホラルをヘッド・オブ・トラックエンジニアリングとして起用することを発表した。
プホラルはヒスパニアでブルーノ・セナのレースエンジニアを務め、ウイリアムズでパストール・マルドナドのレースエンジニアの職を経て、後にチーフレースエンジニアに昇格。2013年にトロロッソに移籍、シニアレースエンジニアを務めていたが、フェルスタッペンのレッドブル移籍の後、チームから離脱していた。
ザウバーはトラックエンジニアリング責任者のティム・マリヨンを4月末に失っており、プホラルはその後任を務めることになる。
これに伴い、暫定的にチーフレースエンジニアを務めていたポール・ラッセルは、以前のパフォーマンス統合部門の責任者のポジションに復帰する。
プホラルはサマーブレーク明けからザウバーのファクトリーで業務をスタート、シンガポールGPから現地に合流する予定。
7月にオーナーが変わったザウバーは、組織改革に着手、今シーズン初めから不在となっているテクニカルディレクターとして適任の人物を探し求めている。